TRD(株式会社トヨタカスタマイジング&ディベロップメント)は5月28日、2019年のアジア・パシフィックラリー選手権(APRC)に参戦することを発表した。 今季のAPRCは、パシフィックかアジア、いずれかの同一地域で2戦に参戦することで…

TRD(株式会社トヨタカスタマイジング&ディベロップメント)は5月28日、2019年のアジア・パシフィックラリー選手権(APRC)に参戦することを発表した。

今季のAPRCは、パシフィックかアジア、いずれかの同一地域で2戦に参戦することで10月に中国で開催されるファイナルへの進出権が得られる。APRCのタイトルは、このファイナル一戦の結果のみで決定されるが、今季はラリー北海道に加えて、6月6日に群馬県で開幕するモントレーもAPRC戦に加わったことから、日本国内2戦への参戦でファイナルに進出することが可能だ。

ドライバーには、2017〜2018年に全日本JN5クラスを連覇した小濱勇希、コ・ドライバーには2014年の全日本JN2クラスナビゲーター王者の藤田めぐみを起用する。

(以下、同社リリース)

TRD(株式会社トヨタカスタマイジング&ディベロップメント)は、国内ラリー活動におけるトヨタ86の新たな開発への取り組みとして、FIAアジア・パシフィックラリー選手権(APRC)アジアカップ「モントレー2019」「ラリー北海道」に参戦することを決定した。全日本ラリー選手権からAPRCにクラスを移すことで、これまでと異なる車両と競うことにより、全日本選手権で開発を進めた車両のデータ採取と、新たな課題の抽出に取り組む。

車両は2018ラリー北海道のJN4クラスを制した仕様をベースにする。搭乗クルーには、2017年・2018年と2年連続全日本ラリー選手権JN5クラスドライバー部門チャンピオンの小濱勇希選手と、2014年全日本ラリー選手権JN2クラス ナビゲーター部門チャンピオンの藤田めぐみ選手を招へい。小濱選手、藤田選手ともに全日本チャンピオン獲得の経験を活かし、APRCファイナルが開催されるチャイナラウンド参加とタイトル獲得を目指して総力で取り組むことにより、APRCというTRDにとって新たなフィールドでの開発を進める。

参戦予定ラリー
1. 2019年6月6日(木)〜9日(日) 
MONTRE 2019(モントレー2019)
群馬県・長野県/グラベル

2. 2019年9月20日(金)〜22日(日) 
RALLY HOKKAIDO(ラリー北海道)
北海道/グラベル