<写真・優勝カップを囲み、笑顔を見せる陸上部員たち> 5月19日、鴻ノ池陸上競技場にて第96回関西学生陸上競技対校選手権大会5日目、トラック&フィールドの部4日目が行われた。 暫定1位で迎えた5日目は、入賞者が続出。10000メートルWでは…


<写真・優勝カップを囲み、笑顔を見せる陸上部員たち>

 5月19日、鴻ノ池陸上競技場にて第96回関西学生陸上競技対校選手権大会5日目、トラック&フィールドの部4日目が行われた。

 暫定1位で迎えた5日目は、入賞者が続出。10000メートルWでは、小笠原(法4)が5位に入賞し、さらに日本インカレのB標準を切った。女子走幅跳では、川原(法3)が自己ベストを出すも、6メートル越えした河合(大蹊大)に及ばず、2位。200メートル決勝では、伊里(人4)が惜しくも3位となった。800メートルでは、三木(近大)のペースアップに対応し切れず、一ノ宮(商2)が2位に、花村(法4)が3位となった。3000メートルSCでは、沖見(社3)が3位となり、対校戦において自身初の表彰台に登った。女子砲丸投では、広沢(社2)が目標の記録には届かずも、3位に輝いた。最終種目の4×400メートルリレーでは、主将でアンカーの杉原(教4)が3人を抜いて一時トップに立つも、追い上げを許し4位となった。結果、関学は総合136点で優勝。昨年、立命大に1点差で敗北した無念を晴らし、再び関西の頂点に立った。

試合後のコメント

杉原隆太主将(教4)「全員で支え合って、戦っているんだと感じられた。1600メートルリレーで全体応援の前を通ったとき、自分でも信じられないほどの力が込み上げてきた。昨年自分が負けて2位になった分、1位でゴールするために練習してきたから、勝ちたかった。それでも、最後にみんなが笑ってくれていたことがうれしい。この関カレで、それぞれの誇れる自分を見つけてくれたと思う。だが、きょうがゴールではない。挑戦する気持ちを忘れず、これからもミーティングを重ねながら頑張っていきたい」

岡本壮汰主務(商4)「素直にうれしい。ヒヤヒヤしながらも、全員が危機感を持ってやれていた。やり尽くしたと思う。初めての競技場と日程で、いつも以上に分からないことが多かった中で、優勝という形で終われてよかった。きょうの流れを引き継ぎ、チーム目標である『対校戦に全て勝つ』を達成したい」