「ATP1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月12~19日/クレーコート)の大会6日目、男子シングルス準々決勝で第6シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界24位ディエゴ・シュワルツマン(ア…

「ATP1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月12~19日/クレーコート)の大会6日目、男子シングルス準々決勝で第6シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界24位ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦。第1セットは4-6で錦織が落とした。

両者は過去に3度対戦しており、錦織が3勝0敗と負け無し。両者ともに前日のダブルヘッダーを制しての勝ち上がりで、体力、気力ともに消耗していると思われるが、その上でどんなプレーを見せてくれるのか、また錦織がベスト4進出を果たせるのか、注目される。

第1セットはシュワルツマンのサービスゲームから始まった。第2ゲームで錦織は2本のブレークポイントを握られた。一旦はデュースに持ち込んだものの錦織のミスが多く、3度のデュースの末にブレークを喫してしまう。

さらに第4ゲームでも15-40とピンチを迎えた錦織。なんとかしのぎたいところだが、ここも錦織のショットが大きくアウトとなり、2ブレークダウンに。第5ゲームでもチャンスを作ることができず、シュワルツマンに5ゲームを連取されてしまった。

あわや6ゲームを連取されるかと思われたが、第6ゲームでは錦織が調子を取り戻してようやくサービスゲームをキープし、ゲームカウント1-5とする。

そしてシュワルツマンのサービング・フォー・ザ・セットとなった第7ゲームで錦織は15-40とブレークポイントを握ると、このチャンスを見事にブレークし、ブレークを1つ返して1ブレークダウンとした。

勢いを取り戻した錦織は第8ゲームをラブゲームでキープし、続く第9ゲームでもブレークバックに成功。ゲームカウント4-5とブレークの数で並んだ。

しかし第10ゲームでまたもシュワルツマンにブレークを喫し、第1セットを4-6で落とした。

試合は2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 ローマ」での錦織

(Photo by Adam Pretty/Getty Images)