3年生コンビが躍動した。全日本選手権への出場権をかけた今大会。田村仁主将(法3=御殿場西)は4回戦で勝利し、出場権を獲得。伊藤博樹(政経3=世田谷学園)は出場決定戦の末、全日本への切符を手にした。

◆5・5 第47回関東学生選手権(日本武道館)

▼男子個人組手

 田村――5回戦敗退
 渡辺湧、伊藤、渡辺真――4回戦敗退
 南條――3回戦敗退

  迫、久野、佐々木――2回戦敗退

プライドが田村を動かした。順当に勝ち上がり、3回戦の相手は渋谷優太(青学大)。「高校の後輩だから意地でも負けられなかった」と得意技である裏回し蹴りを見事に決め、貫禄を見せ3―0で勝利。全日本出場を懸けた4回戦では序盤から攻めの姿勢を貫き、判定勝ちで全日本選手権への出場を決めた。田村は今春から3年生ながら主将に就任。「2年間やることをプラスに考えたい」。まずは結果で主将としての背中を見せた。

  伊藤は4回戦で敗退するも、全日本出場決定戦で勝利。「色々責任を感じなければいけないポジションなので、良いプレッシャーだと感じて引っ張っていきたい」(伊藤)。強い自覚で、全日本でも意地を見せる。

  次なる戦いは6月に北海道で行われる東日本大学選手権。昨年度は8強で敗退し、目標の4強を前に惜しくも涙をのんだ。今年はその悔しさをバネに「団体戦で勝つことを意識して練習したい」(渡辺湧・政経4=花咲徳栄)。さらにチームワークを向上させ、北の大地で歓喜の輪を作る。

[小畑知輝]

試合後のコメント

篠崎監督

――今大会の総括をお願いします。

  「3年生が頑張ってくれました。全体的に前に出て試合ができるようになったかなと思います。勝ち負けにこだわってきてはいるのですが、やはり小さな差で負けてしまっていると思います。そこが今後の改善点です」

渡辺湧

――東日本に向けて意気込みをお願いします。

  「次は団体戦なので、個人戦と違ってくると思います。勝つ人はなるべく点数を多く取って、負ける人もなるべく点を取られないようにして、団体として勝つということを意識して臨みたいです」

伊藤

――上級生になり気持ちの変化はいかがですか。

  「3年生になってから色々責任を感じなきゃいけないポジションなので、自分と田村でしっかり後輩を支えたいです。自分たちも後輩からいい刺激を受けているので、いいプレッシャーだと感じてしっかり2人で引っ張っていけたらなと思います」

田村

――今大会を振り返っていかがですか。

  「自分は目標が全日本出場という目標だったので、それに向けて序盤からアップもしっかりして、いい準備をした状態で臨めたので良かったかなと思います」

――主将に就任していかがですか。

  「2年間やるのは結構大変だと思うんですけど、逆に言えば2年間やるので4年生のときは3年生のときの反省を生かしてできるようにプラスに考えてやっていこうかなと思います。次の東日本でチームとしてベスト4なりたいと思います」