<写真・第3QにキックオフリターンTDを決めたRB齋藤(右)>   5月5日、兵庫県王子スタジアムにてフラワーボウルが行われた。慶大と対戦した関学は、33-27で勝利した。   第1クオーター(Q)残り9分54秒、慶大最初のパスプレーを#1…


<写真・第3QにキックオフリターンTDを決めたRB齋藤(右)>

   5月5日、兵庫県王子スタジアムにてフラワーボウルが行われた。慶大と対戦した関学は、33-27で勝利した。

   第1クオーター(Q)残り9分54秒、慶大最初のパスプレーを#10DB北川(人2)がインターセプト(INT)。そのままエンドゾーンへ運び、先制点を挙げた。だが、今年QBに転向し、今試合初先発を果たしたQB安西(社2)がINTされるなど、攻撃陣は安定せず。前半を13-6で折り返した。

   後半は一進一退の攻防となった。第4ダウンギャンブルで相手のパンターに走られ、ゴール前へ。残り5ヤードからTDを許し、同点に追いつかれた。だが直後のキックオフリターンで、#27RB齋藤(総2)が90ヤードを独走TD。さらに引き離したい関学だったが、相手のRBを止められず、再び同点とされた。#8K安藤(商4)のフィールドゴールで勝ち越すも、試合終了残り3分で33-27。慶大の最後の攻撃シリーズでゴール前1ヤードまで迫られた。TDを許すと敗北も見えたラストプレー。TDパスをキャッチされたが、エンドゾーンの外へ追い出し、得点を阻止した。33-27で辛勝。何とか勝利を収めたが、課題の多く残る試合となった。

   次戦は5月11日、関西学院第3フィールドにて神大とのJV戦が行われる。

試合後のコメント

#52DL寺岡芳樹主将(経4)「ひどい試合。ディフェンスはここまで行かれるシチュエーションを経験していなく、想定が甘かった。相手はビデオで相当研究してきたのか、弱点をとことん突かれた。とにかく個の力が低すぎる。自分のところに来いという気持ちが持てていない。この結果を受けて、変わらなかったら終わり。まず春はファンダメンタルにこだわって戦っていく」