写真:アートディレクターの浅葉克己氏/撮影:ラリーズ編集部

4日、卓球好きアートディレクターとして知られる浅葉克己氏(79)がディレクションする企画展「ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR」(於:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2=東京ミッドタウン敷地内)にて卓球大会が開催された。アート作品の傍らで行われた大会には12組が参加。浅葉氏考案の独自ルール「地球リレーマッチ方式」(3人1組でたすきを繋ぐ団体戦方式。詳細は後述)で展開された試合は大盛り上がり。ダミアン・プーラン氏が天板にグラフィックをほどこしたオリジナルの卓球台は、時折イレギュラーバウンドを見せ、参加者を苦しめる一幕も。美術作品を鑑賞しにきた観客も卓球台を囲み、一時は人だかりができる場面もあった。

浅葉克己氏コメント

大会を主催した浅葉氏は「“ひとりピンポン外交官”として、展示作品にも卓球にまつわるものも多くとても盛り上がっている。(卓球大会を)やらなきゃいけないと思って開催した。このルール(地球リレーマッチ方式)も面白いでしょ。日本卓球協会にも中国代表と日本代表5人ずつでやったら盛り上がると申し込んだこともある。たすきも貸し出すので是非広めて欲しい」とコメント。自身も大会に参加し、高速なバックサーブを決めるなど卓球六段の腕前を見せ自ら大会を盛り上げた。




写真:山本修平「たまには服を着てみたい-パンツをはいたラケット-(再現)」(2019年/オリジナル:2018年)/撮影:ラリーズ編集部

卓球×アート作品もずらり

「ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR」には卓球にまつわる作品も多数展示されている。浅葉氏がデザインした世界卓球選手権(1991年、2001年)のポスターや、卓球メーカー「バタフライ」(株式会社タマス)のブランドロゴ、卓球専門誌「卓球王国」の浅葉氏連載コラムのパネル展示に加え、サボテンをモチーフにしたラケットスタンドや、小学4年生(当時)の山本修平さんによる「パンツをはいたラケット」などユニークな作品が多数並ぶ。

ユーモア溢れる展示は6月末まで続く。「卓球×アート」の世界を楽しみたい方は、一度足を運んでみてはいかがだろうか。




写真:渡辺紘平「卓球ラケットスタンド」(2019年)/撮影:ラリーズ編集部

独自ルール「地球リレーマッチ方式」とは




写真:「ユーモアてん。卓球大会」/撮影:ラリーズ編集部
・シングルス、11本先取1ゲームマッチ
・1本ミスをしたら選手交代
・3連取したら選手交代
・サーブ権は初球はじゃんけん。以降は前球をミスしたチーム
・打球者は特製の「たすき」を着用

「ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR」概要

開催期間:2019年6月30日(日)まで
会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2
開館時間:10:00-19:00(入場は18:30まで)
※5月25日(土)は23:30まで開館延長(入場は23:00まで)
休館日:火曜日
主催:21_21 DESIGN SIGHT、公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団
後援:文化庁、経済産業省、港区教育委員会
助成:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
特別協賛:三井不動産株式会社
協力:株式会社グリーンディスプレイ、株式会社タマス、公益財団法人DNP文化振興財団
展覧会ディレクター、グラフィックデザイン:浅葉克己
企画協力:中村至男、鈴野浩一/トラフ建築設計事務所、上條桂子
参加作家:
赤木 仁、anothermountainman(又一山人/スタンリー・ウォン)、ロン・アラッド、浅葉 春、シュー・ビン、福田繁雄、GOO CHOKI PAR、早川祐太、ジャンピン・ヘ、日比野克彦、細谷 巖、井上嗣也、金子國義、加納典明、バスター・キートン、クリヨウジ(久里洋二)、トミー・リー、仲條正義、中村至男、ディーン・プール、ダミアン・プーラン、サイトウ・P・ヒロヒサ、瀧口修造、玉屋庄兵衛、立石大河亞、上野真未、トミー・ウンゲラー、和田 誠、渡辺紘平、ジョン・ウッド&ポール・ハリソン、山本修平、四谷シモン
21_21 DESIGN SIGHTディレクター:三宅一生、佐藤 卓、深澤直人
アソシエイト・ディレクター:川上典李子




写真:「ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR」展示風景/撮影:ラリーズ編集部











文:ラリーズ編集部