同点打の明大・北本は一塁ベースでガッツポーズ!  終盤に集中打を見せた明治大が7対3で早稲田大に勝利。 1点を追う6回、2死一、三塁から北本一樹(4年・二松学舎大附)が「打ち方も覚えていない、執念だった」と、食らいついてセンター前…

同点打の明大・北本は一塁ベースでガッツポーズ!

 

 終盤に集中打を見せた明治大が7対3で早稲田大に勝利。

 1点を追う6回、2死一、三塁から北本一樹(4年・二松学舎大附)が「打ち方も覚えていない、執念だった」と、食らいついてセンター前へと同点打を放つ。さらに喜多真吾(4年・広陵)がライトへ2点タイムリー二塁打を放って勝ち越しに成功。
続く7回には連打で2死一、二塁とチャンスを作ると、丸山和郁(2年・前橋育英)が2点タイムリー二塁打を放ち、早大先発・早川隆久(3年・木更津総合)をマウンドから降ろす。さらに振り逃げと死球でチャンスを広げると、再び喜多が2点タイムリーを放ってリードを6点に広げた。

 先発した森下暢仁(4年・大分商)は立ち上がりこそ1失点するが、その後は立ち直り8回を6安打1失点で投げ切った。9回は2ランを含む3安打を浴びるも、最後は磯村峻平(2年・中京大中京)が締めて逃げ切った。

 

2安打4打点の活躍を見せた明大・喜多

明大・森下は8回1失点の好投で味方の逆転を呼び込んだ

 

早大は9回に加藤雅樹(4年・早稲田実)が2試合連続となる3号2ランを打つも、及ばなかった。

■明治大vs早稲田大1回戦
早大 100000002=3
明大 00000340X=7
【早】●早川、今西、柴田-小藤
【明】○森下、入江、石毛、磯村-西野
本塁打:早大・加藤《9回2ラン》

◎明治大・善波達也監督
「初回、簡単に1点を取られてどんな感じになるかと思いましたが、北本、喜多が何とか打ってくれました。森下の持ち味も出ていたんじゃないかなと思います」
◎明治大・喜多真吾(4年・広陵)
「(勝ち越し打について)北本がああいう形で回してくれたので、打ててよかったです。8回の追加点は、いいチームの流れで打たせてもらいました。リーグ戦に入ってからあまり調子が上がっていませんが、明治代表としてグラウンドに立たせてもらっているので、割り切って来たボールを打つようにしています」