「ATP500 バルセロナ」(スペイン・バルセロナ/4月22~28日/クレーコート)の大会5日目。男子シングルス準々決勝で、第4シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界104位のロベルト・カルバ…

「ATP500 バルセロナ」(スペイン・バルセロナ/4月22~28日/クレーコート)の大会5日目。男子シングルス準々決勝で、第4シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界104位のロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)を、6-4、7-5で破り同大会3年ぶりとなるベスト4へ進出した。試合時間は1時間53分。

勝利した錦織は、準決勝でダニール・メドベージェフ(ロシア)と対戦する。

ATP(男子プロテニス協会)によると、錦織は試合後のインタビューでメドベージェフについて「彼は間違いなくタフなプレーヤーだ」「彼には良いサーブがあるし、リーチもある。よくボールを拾うし、背の高さの割にはよく動ける。彼に勝つにはたくさん良いテニスをしなければならない」とコメントしている。

両者の過去の対戦成績は、錦織の2勝1敗。クレーコートでは昨年の「ATP1000 モンテカルロ」2回戦で対戦し、錦織がストレートで勝利したが、「楽天ジャパンオープン」決勝ではホームで悔しいストレート負けを喫した。今年の「ATP250 ブリスベン」決勝でも対戦し、錦織が勝利して優勝を飾ったが、白熱したフルセットの試合となっている。

メドベージェフは今シーズンすでに24勝とツアーで最も勝利しており、絶好調。その相手から錦織が勝利を掴み、同大会4度目の決勝進出なるか注目される。

その注目の準決勝は、日本時間27日20時30分開始予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 バルセロナ」での錦織

(Photo by Alex Caparros/Getty Images)