写真:丹羽孝希(スヴェンソン)/撮影:ittfworld

<2019世界卓球選手権大会・個人戦(ハンガリー・ブダペスト) 2019年4月21日~4月28日>

現地時間25日、世界卓球は男子シングルス4回戦を終え、ベスト8が出そろった。男子ダブルスは準々決勝が行われ、ベスト4が決定した。

男子シングルスは丹羽が8強入り

男子シングルス4回戦には張本智和(4月世界ランキング4位・15歳)=木下グループ=、丹羽孝希(同8位・24歳)=スヴェンソン=の2名が登場した。

張本の相手は韓国の若手・安宰賢(同157位・19歳)。張本対策をしてきた相手に持ち味のチキータが返され、主導権を奪いきれず、カウントが思うように進まず。ゲームカウント2-4で惜しくも敗北し、日本男子のメダル候補筆頭はベスト16で涙した。

一方、丹羽はプツァル(同58位・23歳)=クロアチア=と対戦。プツァルの特徴的な戦型に苦しんだ丹羽であったが、デュース2ゲームを含む熱戦を制し8強入りを決めた。

男子ダブルス、海外選手の結果は

前日までに日本ペアが出場2ペアともに敗退している男子ダブルスでは、馬龍(同11位・30歳)/王楚欽(同92位・19歳)と梁靖崑(同9位・22歳)/林高遠(同3位・24歳)の2組の中国ペアが前評判どおりの4強入り。

実力者のティモ・ボル(同5位・38歳)/パトリック・フランチスカ(同18位・26歳)=ドイツ=ペアは、ポルトガルのティアゴ・アポロニア(同54位・32歳)/モンテイロ(同173位・29歳)ペアに敗れ、メダル獲得を逃している。

1979年以来40年ぶりのメダルへ、丹羽の準々決勝の相手は

26日には男子シングルス準々決勝が行われる。丹羽がメダルをかけて挑む相手は梁靖崑。梁は4回戦で優勝候補の樊振東(同1位・22歳)=中国=を破り、勢いがある。

梁は昨年の4月時点では世界ランク124位であったが、今年1月には20位、最新の4月では9位と、まさに“うなぎのぼり”の選手だ。丹羽も世界ランク8位であり、ランクはひとつ違うだけ。メダルをかけた熱戦が期待される。

梁との対戦が決まった4回戦後、丹羽は「初対戦で相手も僕の卓球がやりにくいと思う。格上だと思っているので、向かっていけるという意味でもやりやすい」と話し、プラスにとらえている様子。丹羽らしいプレーが出れば、勝算はあるか。

梁に勝てばこの種目では1979年の小野誠治氏以来40年ぶりのメダルとなる。今大会好調の丹羽はこの大一番をどのように戦うのか、目が離せない試合となりそうだ。

丹羽の準々決勝は、現地時間26日13時(日本時間26日20時)頃に行われる予定だ。
※前の試合次第で前後する可能性あり

世界卓球5日目 日本代表選手の結果

<男子シングルス 4回戦>
張本智和 2-4 〇安宰賢(韓国)
7-11/11-3/8-11/7-11/11-8/9-11

〇丹羽孝希 4-2 プツァル(クロアチア)
12-10/11-5/5-11/11-8/8-11/12-10

<混合ダブルス準決勝>
○吉村真晴/石川佳純 4-1 フランチスカ/P.ソルヤ(ドイツ)
11-9/11-6/11-6/5-11/11-6

文:ラリーズ編集部