錦織圭(日本/日清食品)が、出場予定の「ATP500 バルセロナ」(スペイン・バルセロナ/4月22~28日/クレーコート)。同大会で2014、2015年に優勝を飾っている錦織は、2年連続8度目…

錦織圭(日本/日清食品)が、出場予定の「ATP500 バルセロナ」(スペイン・バルセロナ/4月22~28日/クレーコート)。同大会で2014、2015年に優勝を飾っている錦織は、2年連続8度目の出場を予定している。

■「ATP500 バルセロナ」とは

同大会は1953年から開催されている。マスターズ1000に次ぐツアーレベルの大会だ。優勝者は、ボールパーソンとともにプールに飛び込む恒例行事もある。

このほか、シングルス優勝賞金は日本円で約6,300万円(2019年4月20日時点)、ダブルス優勝賞金は日本円で約2,100万円となっている。

■シングルス最多優勝はナダル

男子シングルス最多優勝はラファエル・ナダル(スペイン)の11回。2018年もナダルが決勝でステファノス・チチパス(ギリシャ)にストレートで勝利し優勝を飾っていた。

このほか、過去10年にはナダルの他に、2014・2015年に錦織が、2010年にはフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)が優勝している。

ダブルスでは、2018年に引退したダニエル・ネスター(カナダ)の4回が最多優勝。なお、ネスターはダブルスで91のツアータイトルを獲得している。

■錦織は同大会で2度優勝

錦織は同大会には2年連続8度目の出場に。なお、2018年は初戦となった2回戦で途中棄権していた。

2019年のドローも発表され、錦織は第4シードで出場。上位シードとして1回戦は免除で、初戦となる2回戦では、世界65位(ランキングは4月15日時点)のテイラー・フリッツ(アメリカ)対世界57位ライリー・オペルカ(アメリカ)の勝者と対戦することとなる。

4月14日から開催された「ATP1000 モンテカルロ」では、出場2大会連続で初戦敗退となった錦織。まずは連敗を止めることが期待される。

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【主な大会情報】

■男子シングルス/ダブルス優勝賞金

日本円で約6,300万円/約2,100万円(2019年4月20日時点)

■男子シングルス最多優勝

11回:ラファエル・ナダル(スペイン)

■男子ダブルス最多優勝

4回:ダニエル・ネスター(カナダ)(2018年に引退)

■最年少/最年長優勝者

18歳(1982年)Mats Wilander(スウェーデン)、32歳(1970年)Manolo Santana(スペイン)

■トーナメントディレクター

Albert Costa(スペイン)(1997年にバルセロナで優勝)

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 モンテカルロ」での錦織

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)