16日の「ATP1000 モンテカルロ」(モナコ・モンテカルロ/4月14~21日/クレーコート)大会3日目。男子シングルス2回戦で元世界3位のスタン・ワウリンカ(スイス)が、第11シードのマル…

16日の「ATP1000 モンテカルロ」(モナコ・モンテカルロ/4月14~21日/クレーコート)大会3日目。男子シングルス2回戦で元世界3位のスタン・ワウリンカ(スイス)が、第11シードのマルコ・チェッキナート(イタリア)と対戦。ワウリンカは6-0、5-7、3-6と、第1セットで圧倒しながらも敗れた。試合時間は1時間44分。

ワウリンカはこの「ATP1000 モンテカルロ」で2014年に優勝した経験を持つほか、2015年には「全仏オープン」も制覇した実力者。一方のチェッキナートは、昨年2つのクレーコートタイトルを獲得し、「全仏オープン」でもノバク・ジョコビッチ(セルビア)を破ってベスト4へ進出し躍進。今シーズンも2月のクレーコート大会「ATP250 ブエノスアイレス」で優勝し、着々と実績を積み重ねている26歳のクレーコーターだ。

試合はワウリンカの一方的な展開から始まった。調子の上がらないチェッキナートに対し、攻撃的なショットを次々と繰り出すワウリンカは1ゲームも与えることなく、わずか20分で第1セットを先取する。

さらに第2セットの立ち上がりでも、ワウリンカはラブゲームでブレークに成功。このまま圧倒するかに思われた。しかしここからチェッキナートも粘りを見せてキープを重ねる。するとワウリンカは5-4で迎えたサービング・フォー・ザ・マッチで土壇場のブレークバックを許すと、形勢逆転され第2セットを落とす。

第3セットもワウリンカは、一度渡してしまった流れを取り戻すことができず、第6ゲームで2本連続のダブルフォルトでブレークを許し、そのまま敗れた。

勝利したチェッキナートは、3回戦でギド・ペラ(アルゼンチン)と対戦する。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 モンテカルロ」でのワウリンカ

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)