中日―DeNA4  2年ぶりの勝利を挙げ、ウイニングボールを手に笑顔の中日・大野雄(右)=ナゴヤドーム【写真提供:共同通信社】


■大野雄大(中日)
○7-1vs横浜DeNA(ナゴヤドーム)
投球成績/6回2/3 被安打5 奪三振7 失点1

 中日の大野雄大が今季3度目の登板で7回途中1失点と好投し、2シーズンぶりの勝ち星をマークした。

 初回は三者凡退と文句なしの立ち上がりだった大野は、3回までに3四球と走者は許したが、横浜DeNAを無安打に抑えた。すると3回に味方が平田のソロ本塁打から一挙4点を奪い、その後も4、5回にも追加点と大量援護を受けた。「いつもは先に自分がホームランを打たれてしまうが、今日は平田さんが打ってくれたのでよかった」と、ともにお立ち台に立った平田に感謝した大野。「内容を見ると、決して格好のいい投球ではなかった」と本人が振り返り、平田も「点を取れば取るほど、ピッチングが雑になった」と冗談混じりに話したように、6点リードした6回に先頭打者から連続安打を打たれたが、後続を抑えて無失点で切り抜けた。続く7回には3安打で1点を許したところで田島にマウンドを譲って降板した。それでも味方の援護に助けられ、523日ぶりとなる勝ち投手になった。

 13年から3年連続2ケタ勝利をマークし、左腕のエース格となったが、近年は勝ち星に恵まれず、昨季はルーキーイヤー以来となる未勝利に終わった。今季は開幕から2試合にいずれも6回以上を投げたが、勝ち星には結びつかなかった。実績十分の左腕の今季初勝利に、与田監督は「ほっとしたのではないか」とひと安心。「この1勝で終わりではない、去年働けなかった分、今年はめちゃめちゃ頑張るつもり」という左腕エースの復活で、チームは貯金1となった。