◆2019年度春季関東大学バレーボールリーグ戦◆4月6日 対中央学大 大東大東松山キャンパス“1部昇格”を目指し、立大バレーボール部の戦いが始まった。昨年のメンバーから一新し、アスリート選抜の新1年生を3人起用した新体制で初の公式戦となった…

◆2019年度春季関東大学バレーボールリーグ戦◆

4月6日 対中央学大 大東大東松山キャンパス

“1部昇格”を目指し、立大バレーボール部の戦いが始まった。昨年のメンバーから一新し、アスリート選抜の新1年生を3人起用した新体制で初の公式戦となった。初戦の相手、中央学大は互角の相手。開幕戦を勝利し、勢いづけたいという言葉通り、初戦をストレート勝ちした。「春リーグの初戦で、しかも第一試合でみんな硬くなる中でみんな勝てたのは本当に良かったです」と新主将・羽田(営4)は、試合をそう振り返った。


点数を決め喜ぶ新主将の羽田(営4)

立大のミスから始まった第1セット。追いつく形のシーソーゲームから抜け出したのは星倉(文1)のブロックであった。立大よりも体格が大きく、威力のある中央学大を止め、立大が勢いづいた。そのまま25点を先取し、第1セットをおさめた。
続く第2セット。高身長を活かした鉄壁の持ち主、濱野(済2)による2連続ブロックで6-1と大幅なリードを奪った。第1セットに比べ、相手がミスを連発し立大ペースで試合が運ばれた。しかし、“乗られたらすごく面倒くさいチーム”である中央学大の波に飲まれ、中盤5連続得点を許した。流れを作ったのはやはりアスリート選抜の井原(済1)。日立明定期戦でも際立ったバックアタック。「自分の中ではあまり得意ではないと思っている」という言葉とは裏腹に、チームの流れを大きく変える一本となった。追いつかれることなく、最後は相手のミスで25-18。2-0で最終セットを迎えた。
迎えた第3セット。立大は相手に付け入る隙を与えなかった。第1セット、第2セットの流れを崩すことなく25-13で初戦を白星で駒を進めた。
新体制となった立大バレーボール部の春の戦いが幕を開けた。期待の新人3人の活躍で、今期は目標を昨年よりあげた、“1部昇格”。「勝つしかない」。目標に向けて今後の試合について羽田はこう語った。(4月8日・中村このみ)

◆コメント◆
矢野 颯人

「初戦はリーグ戦の流れとなるので、初戦勝てて良かったです。個人的に感じている課題は、チームとして緩いボールとかに対してしてはいけないミスをしてしまうのでそこを詰めていきたいなと感じています。自分は身長が小さいほうなので早さとか動いたりしてあいてを惑わすのを武器に頑張っていきたいなと感じています。立大は乗れるときは乗れるんですけど、ちょっと相手にリードされると静まっちゃうんで、そういう時は盛り上げていけるチームになりたいです。明日は山場の試合になると思うので頑張りたいと思っています。」

羽田 桃太郎
「春リーグの初戦で、しかも第一試合でみんな硬くなる中でみんな勝てたのは本当に良かったです。去年の秋に自分たちは苦い思いをしているので不安感とかはあったんですけど本当に良かったです。いい意味で方にはまらないチームにしたいと考えています。目標は一部昇格、一部入れ替え戦出場です。一戦一戦が大切になってくると思うので、チームメイトの体と心のケアをきちんとしたいなと考えています。」