ボルボカーズは4月8日、ドイツで4月10日に開幕する世界最大規模のクラシックカーだけのモーターショー、「テクノクラシカ2019」に、同社の創業者がかつて所有していた1935年製のボルボ『PV36』(Volvo PV36)を出展すると発表した…

ボルボカーズは4月8日、ドイツで4月10日に開幕する世界最大規模のクラシックカーだけのモーターショー、「テクノクラシカ2019」に、同社の創業者がかつて所有していた1935年製のボルボ『PV36』(Volvo PV36)を出展すると発表した。

ボルボカーズは1935年、現在では「カリオカ」(Carioca)の名称で知られるPV36を発売した。1930年代に米国発のトレンドとなった流線型デザインを採用。リアホイールスパッツがついた全スチール製の非常に頑丈なボディが特長だった。PV36は、そのデザインから、「動くアールデコ」の異名を持つ。

フロントサスペンションには、ウィッシュボーンとコイルスプリングによる独立懸架式を採用。ボディは外観がモダンなだけでなく、安全性にも非常に優れており、何件かの重大事故でその安全性が実証されたという。

排気量3670ccの直列6気筒エンジンは、最大出力80hp/3300rpmを発生。トランスミッションは3速。最高速120km/hの性能を備えていた。PV36は1935~1938年にかけて、501台が生産されている。

テクノクラシカ2019に出展される1935年製のボルボPV36は、同社の創業者のひとり、グスタフ・ラーソン氏がかつて所有していた1台だ。ラーソン氏はPV36を3年間保有。同氏は再塗装などを認めなかったため、その後は事実上手つかずのまま、現在に至るという。

1935年製ボルボPV36、ラーソン氏所有車

1935年製ボルボPV36、ラーソン氏所有車

1935年製ボルボPV36、ラーソン氏所有車

1935年製ボルボPV36、ラーソン氏所有車

1935年製ボルボPV36、ラーソン氏所有車

1935年製ボルボPV36、ラーソン氏所有車

ボルボPV36

ボルボPV36

ボルボPV36

ボルボPV36

ボルボPV36

ボルボPV36

ボルボPV36

ボルボPV36

ボルボPV36

ボルボPV36

ボルボPV36

ボルボPV36

ボルボPV36

ボルボPV36

ボルボPV36

ボルボPV36

ボルボPV36

ボルボPV36

ボルボPV36

ボルボPV36

ボルボPV36

ボルボPV36

ボルボPV36

ボルボPV36

ボルボPV36

ボルボPV36

ボルボPV36

ボルボPV36

ボルボPV36

ボルボPV36

ボルボPV36

ボルボPV36

ボルボPV36

ボルボPV36

ボルボPV36

ボルボPV36

ボルボV4(向かって左)とPV36

ボルボV4(向かって左)とPV36

ボルボV4(向かって左)とPV36

ボルボV4(向かって左)とPV36