オリックス―楽天1  今季初勝利を挙げ声援に応えるオリックス・山岡=京セラドーム【写真提供:共同通信社】


■山岡泰輔(オリックス)
○2−0 vsオリックス(京セラドーム大阪)
投球成績/8回 被安打3 奪三振5 失点0

 オリックスの山岡泰輔が5日の東北楽天戦で8回を3安打無失点に抑えてチームに待望の今季初勝利を届けた。

 3月29日の開幕戦以来、今季2度目のマウンド。前回は7回まで2安打1失点に抑えながら8回に2点を奪われて逆転を許し、「前回は詰めが甘かったので、今回は絶対に行ってやろうという気持ちでした」と山岡。初回から切れのあるボールで東北楽天打線を封じ、序盤3イニングを2四球のみの無安打に抑える立ち上がり。4回裏にルーキーの頓宮裕真の一打で先制点をもらった直後の5回表に先頭の銀次に2塁打を許し、この日唯一得点圏に走者を背負ったが、慌てることなく後続を抑えて無失点を継続した。

 試合後に「四球が多かった」と反省した山岡だが、(「山本)由伸にあそこまで見せられたので、負けたくないという気持ちでした」と前日の試合で9回1安打無失点の快投を演じた後輩のピッチングにも発奮し、8回を103球、3安打無失点に抑え、先発としての役割、エースとしての存在感を見せて、守護神の増井浩俊にバトンタッチした。

 自身の今季初勝利は、チームにとって今季7試合目での待望の今季初勝利。西村徳文監督にオリックスの指揮官としての初勝利をプレゼントし、「長かったですけど、一周回って僕が渡せて良かったです」と笑み。生まれ変わった今季のオリックスだが、その中でのエースは、やはりこの男だ。