巨人―阪神3  プロ初登板で勝利投手となり、ウイニングボールを手に原監督(左)と握手を交わす巨人・高橋=東京ドーム【写真提供:共同通信社】


■高橋優貴(読売巨人)
○10-1 vs阪神(東京ドーム)
投球成績/6回 被安打4 奪三振5 失点1

 読売巨人のドラフト1位ルーキー・高橋優貴が、4日の阪神戦でプロ初登板初先発して6回1失点でプロ初勝利。大卒新人として球団59年ぶりの快挙でチームの5連勝に貢献した。

 プロ初登板、初先発となった高橋は、初回に2死から糸井に二塁打を打たれ、大山に四球を与えて2死1、2塁のピンチを背負ったが、福留をスライダーで三振に打ち取り、先制点は許さなかった。その直後の1 回裏に読売巨人は岡本の2ランなどで3点を先制し、4回には坂本の3ラン、5回には岡本、亀井の2者連続本塁打で得点を重ねてルーキー左腕を援護した。

 「足が地に着かないと思っていたが、先頭バッターの投手ゴロで自分が動いてアウトを取れて落ち着いた」という高橋。2回以降も走者は許しながら、テンポのいい投球で6回までソロ本塁打の1点のみに抑え、「炭谷さんのリードと野手陣の打撃に助けられた」とバックの援護に感謝した。高橋が「毎回、自分のところに来てくれて、いろいろなアドバイスをもらえて心強い」と信頼する宮本コーチも「ルーキーらしからぬ、憎いピッチング。バッター怖がらずに投げていた」と、自身と同じ先発左腕の快投を喜んだ。

 球団の大卒新人では1960年の青木宥明以来、59年ぶりとなるプロ初登板初先発初勝利の快挙を達成した高橋。ドラフトでは根尾昂、辰巳涼介を抽選で逃した後の「外れ外れ1位」入団だが、「残り物に福」の左腕が新人王争いに参戦する。