国際テニス連盟(ITF)は3日、2020年東京五輪の男子シングルス決勝を5セット制から3セット制に変更すると発表した。この決定により東京五輪では全試合が3セット制で行われることとなった。ITFは、シングルスとダブルス、混合ダブルスと複数の種…

国際テニス連盟(ITF)は3日、2020年東京五輪の男子シングルス決勝を5セット制から3セット制に変更すると発表した。この決定により東京五輪では全試合が3セット制で行われることとなった。

ITFは、シングルスとダブルス、混合ダブルスと複数の種目全てで上位に勝ち上がる選手への負担を減らすためと説明している。

また、男子と女子のダブルスではセットカウントが1─1となった場合、混合ダブルスと同じく第3セットの代わりに10ポイント制のタイブレークを実施することも併せて発表した。

2016年リオデジャネイロ五輪の男子シングルスでは、アンディ・マレー(イギリス)がファン・マルティン・デルポトロ(アルゼンチン)との熱戦を制して、大会連覇を果たした。なお、現在ATPランキング6位の錦織圭は、リオ五輪で銅メダルを獲得。全試合3セット制に変更された東京五輪で、錦織はメダルを獲得することはできるのか、注目だ。