現在37歳にして第一線で奮闘を続けるロジャー・フェデラー(スイス)は、「ATP1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月20~31日/ハードコート)でも衰えぬ強さを見せ優勝を果たした一方で…

現在37歳にして第一線で奮闘を続けるロジャー・フェデラー(スイス)は、「ATP1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月20~31日/ハードコート)でも衰えぬ強さを見せ優勝を果たした一方で、同大会で上位に進出した新世代の選手らの活躍を褒めたたえた。

「ATP1000 マイアミ」では19歳のデニス・シャポバロフ(カナダ)と予選から勝ち上がった18歳のフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)がベスト4へ進出。10代ながら大きな存在感を示した。

ほかにも、20歳のステファノス・チチパス(ギリシャ)、同じく20歳のアレックス・デミノー(オーストラリア)らが、台頭してきている。

フェデラーはその今大会で「特に昨年と、今年、彼らは本当にブレークスルーし始めた。大きな大会で優勝し、何人かのトッププレーヤーを破っている」と話し、若手の躍進に賛辞を送った。

フェデラー自身も今年、「ネクストジェン」とは勝ち星を分け合っており、「全豪オープン」では4回戦でチチパスに敗北。それでも「ATP500 ドバイ」では、決勝戦でチチパスを下してフェデラーが優勝しており、お互いにタイトルを賭けて争うライバルになりつつある様子だ。

今後、フェデラーやラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)らに、新世代がどう対抗していくか大きな見どころになりそうだ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 マイアミ」でのフェデラーとシャポバロフ

(Photo by Al Bello/Getty Images)