■「ATP1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月20~31日/ハードコート)現地29日の大会10日目。男子シングルス準決勝で、第4シードのロジャー・フェデラー(スイス)が第20シードの…

■「ATP1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月20~31日/ハードコート)

現地29日の大会10日目。男子シングルス準決勝で、第4シードのロジャー・フェデラー(スイス)が第20シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)と対戦。6-2、6-4でフェデラーが勝利し、決勝進出を果たした。

この試合1度もブレークを許さず勝利したフェデラー。優勝した「ATP500 ドバイ」、準優勝となった「ATP1000 インディアンウェルズ」に続き、3大会連続での決勝進出となった。

一方、自身のアイドルであるフェデラーに敗れた19歳のシャポバロフ。今大会、4回戦では20歳ステファノス・チチパス(ギリシャ)、準々決勝では21歳フランシス・ティアフォー(アメリカ)との若手対決を制しここまで勝ち上がっていた。

もう一方の準決勝では、第7シードのジョン・イズナー(アメリカ)が予選勝者の世界57位フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦。7-6(3)、7-6(4)でイズナーが勝利し、決勝進出を決めた。

2018年「ATP1000 マイアミ」優勝のイズナーは、連覇をかけて決勝でフェデラーと対戦する。

ATP(男子プロテニス協会)公式サイトによると、準決勝後にイズナーは「大会前に私は『キャリアの中でマスターズは1回しか優勝してないので、多分タイトルは守れないだろう』と話した。 でも今、あと1試合となった。だからうまくいけば、その発言を撤回できることになる。 ここまでのところは、上手くいっている」と語った。

敗れた18歳新星オジェ アリアシムは、2月の「ATP500 リオデジャネイロ」で、自身初のツアー決勝進出。今大会は予選から準決勝まで勝ち上がり、初のマスターズ1000ベスト4進出を決めていた。

■「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/3月19~31日/ハードコート)

大会11日目、女子ダブルス準決勝。第6シードのサマンサ・ストーサー(オーストラリア)/ジャン・シューアイ(中国)が第8シードのチャン・ハオチン(台湾)/チャン・ラティーシャ(台湾)と対戦。ストーサー/シューアイが6(6)-7、7-5、10-5で勝利し、決勝進出を決めた。

ストーサー/シューアイは、今シーズン1月の「全豪オープン」で優勝。なお、今大会決勝では、エリース・メルテンス(ベルギー)/アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と対戦する。

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【3月29日 主な試合結果】

◆「ATP1000 マイアミ」

男子シングルス準決勝

〇[4]ロジャー・フェデラー(スイス)6-2、6-4 ●[20]デニス・シャポバロフ(カナダ)

〇[7]ジョン・イズナー(アメリカ)7-6(3)、7-6(4) ●[Q]フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)

男子ダブルス準決勝

〇[3]ボブ・ブライアン(アメリカ)/マイク・ブライアン(アメリカ)7-6(7)、6(8)-7、14-12 ●[1]ルーカシュ・クボト(ポーランド)/マルセロ・メロ(ブラジル)

〇ヴェスレイ・クールホフ(オランダ)/ステファノス・チチパス(ギリシャ)6-3、6(2)-7、10-8 ●イバン・ドディグ(クロアチア)/エドゥアール・ロジェ バセラン(フランス)

◆「マイアミ・オープン」

女子ダブルス準決勝

〇[6]サマンサ・ストーサー(オーストラリア)/ジャン・シューアイ(中国)6(6)-7、7-5、10-5 ●[8]チャン・ハオチン(台湾)/チャン・ラティーシャ(台湾)

〇エリース・メルテンス(ベルギー)/アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)7-6(6)、7-5 ●[WC]ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)/アシュリー・バーティ(オーストラリア)

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 マイアミ」でのフェデラー

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)