■「ATP1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月20~31日/ハードコート)現地28日の大会9日目。男子シングルス準々決勝で、第4シードのロジャー・フェデラー(スイス)が第6シードのケ…

■「ATP1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月20~31日/ハードコート)

現地28日の大会9日目。男子シングルス準々決勝で、第4シードのロジャー・フェデラー(スイス)が第6シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)と対戦。6-0、6-4でフェデラーが勝利し、ベスト4進出を果たした。

フェデラーは、ビッグサーバーのアンダーソン相手に6-0でセットを先取する圧倒的な強さを見せた。なお、今回の勝利でアンダーソンに対し6勝1敗とした。

敗れたアンダーソンは、1月の「全豪オープン」で右肘を痛め、今大会で約2ヶ月ぶりに実践復帰。初戦となった2回戦はフルセットの末勝利、3・4回戦はストレート勝利での勝ち上がりだった。

もう一方の準々決勝では第20シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)が第28シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)と対戦。シャポバロフが6(5)-7、6-4、6-2で逆転勝利を収めた。

21歳ティアフォーとの若手対決を制した19歳シャポバロフは、準決勝でフェデラーとの初対戦に臨む。

■「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/3月19~30日/ハードコート)

大会10日目、女子シングルス準決勝。第2シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)が第5シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)と対戦。5-7、1-6のストレートでハレプが敗れ、自身初の同大会決勝進出はならなかった。

ハレプは今大会決勝に進出すれば、4月1日付けの世界ランキングで大坂なおみ(日本/日清食品)を抜き1位に返り咲くことが決まっていた。しかし、過去ハレプの7勝2敗だったプリスコバに、この試合5度のブレークを許し敗れた。

一方、勝利したプリスコバは決勝で、第12シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)と対戦する。

◇   ◇   ◇

【3月28日 主な試合結果】

◆「ATP1000 マイアミ」

男子シングルス準々決勝

〇[4]ロジャー・フェデラー(スイス)6-0、6-4 ●[6]ケビン・アンダーソン(南アフリカ)

〇[20]デニス・シャポバロフ(カナダ)6(5)-7、6-4、6-2 ●[28]フランシス・ティアフォー(アメリカ)

◆「マイアミ・オープン」

女子シングルス準決勝

〇[5]カロリーナ・プリスコバ(チェコ)7-5、6-1 ●[2]シモナ・ハレプ(ルーマニア)

〇[12]アシュリー・バーティ(オーストラリア)6-3、6-3 ●[21]アネット・コンタベイト(エストニア)

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 マイアミ」でのフェデラー

(Photo by TPN/Getty Images)