「ATP1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月20~31日/ハードコート)の大会6日目、男子シングルス3回戦で第4シードのロジャー・フェデラー(スイス)が世界103位フィリップ・クライ…

「ATP1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月20~31日/ハードコート)の大会6日目、男子シングルス3回戦で第4シードのロジャー・フェデラー(スイス)が世界103位フィリップ・クライノビッチ(セルビア)と対戦。7-5、6-3のストレートでフェデラーが勝利し、4回戦進出を果たした。試合時間は1時間30分。

フェデラーは、同大会で2017年以来4度目の優勝を目指す。また、前週の「ATP1000 インディアンウェルズ」では準優勝の結果を残していた。

この試合、フェデラーは第1セットでは1度ブレークを許すも、自身は2度のブレークを奪いセットを先取。続く第2セットでは1度もブレークポイントを握らせることなく、ストレートで勝利を決めた。

ATP(男子プロテニス協会)によると、試合後にフェデラーは「クライノビッチは特にセカンドサーブに対して、とてもいいリターンができるが、僕のサーブはとても良かったと思うよ」と話した。

試合を通してフェデラーは、サービスエースを14本奪い、ダブルフォルトは1本だった。

また「最初の10ゲームは激しい試合展開でした。その後、僕は突き放すことができた」と振り返った。

なお、勝利したフェデラーは4回戦で、第13シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)と対戦する。両者は過去2回対戦していて、フェデラーの2勝0敗。

メドベージェフとの対戦に向けては、「試合を楽しみにしているよ。彼の成長にはとても感銘を受けている。去年の彼は信じられないほど良かった。とても強い印象を受けたよ」と語った。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 マイアミ」でのフェデラー

(Photo by TPN/Getty Images)