前日の試合の疲れも残る中迎えた第15回東京六大学バスケットボールリーグ戦最終日。ここまでの3試合で見つかった課題を修正し、春シーズンの目標である「早慶戦優勝」へ向けなんとしても食らいつきたい慶大。練習で力を入れてきたディフェンスを徹底することはできたのであろうか。


負傷している中意地を見せた髙田

2019/3/24(日)@立教大学新座キャンパス
第15回東京六大学バスケットボールリーグ戦vs早大
 1Q2Q3Q4Q合計
慶大1217161257
早大1720211977
◆慶大スターティングメンバ―◆
 #4 山﨑純 (新総4・土浦日大)
 #5 髙田淳貴(新環4・城東)
 #6 工藤翔平(新政4・慶應)
 #7 泉友樹雄(新経4・慶應志木)
 #14 人見快(新法2・慶應志木)

第1Q開始早々、高さのある早大を相手にインサイドで連続得点を許してしまった慶大。インサイドで髙田が対抗するものの、その後も慶大は得点が重ねられず点差が12に開いてしまう。このまま諦めるわけにはいかない慶大は、髙田が山﨑のアシストを受けてインサイドでジャンプショットを決めると、髙田の3ポイントや工藤の激しいディフェンスからのスティールなど上手く動きが噛み合い始め12―17でこのQを終える。


山﨑は成長した姿を見せたいと語った

第2Qはチーム全員で奮闘した。甲谷勇平(新環3・東山)が3ポイントを難なく決めると、泉が山﨑のアシストから得点。工藤のブロックショットから人見の素早いボールさばきを受けた泉がまたしてもインサイドで得点。ディフェンスとオフェンスの両面で連携のとれた試合運びを見せた。しかし早大も3ポイントをこのQだけで6本決め、29―37で後半へ。


最後まで走り続けた甲谷

第3Qは山﨑がエースの威厳を見せた。Q開始早々にインサイドでジャンプショットを決めると、その後もリングに弾かれた自らのシュートを拾いセカンドチャンスで得点。しかし疲れが出始めたのか、早稲田にもインサイドをつかれた得点を許してしまい点差を13に広げられ最終Qへ。


工藤は攻守ともに大健闘

最終Q、甲谷がフットワークの軽いディフェンスを見せ早大を抑える。それに応える形で髙田が得点を掴み取るものの、早大に連続得点を許し後がなくなった慶大。髙田が意地の3ポイントを決め、甲谷も最後まで諦めずに3ポイントを決め切り、57―77で試合を終えた。

自分たちの「やってきたこと」が目に見える形として現れ始めた慶大。山﨑も「1試合を通してやるべきことを徹底できた」と前日よりも晴れやかな顔で試合を振り返った。この3日間で得たものは大きかったのではないだろうか。6月22日に開催される第77回早慶バスケットボール定期戦まで3ヶ月を切っている。3ヶ月後早大相手に慶大らしいディフェンスを40分間やりきる姿が今から楽しみだ。

(記事:船田千紗・写真:染谷優真)

山﨑純(新総4・土浦日大)

―2試合を振り返って

1試合目は体力が全員2試合目よりもあった分、昨日よりも1試合を通して集中してディフェンスに取り組んで、やるべきことを徹底できたと思います

―2試合目の4Qでディフェンスの連携が上手く取れているように見えたが

全員体はとても疲れていたのですが、その中で声を出してやるべきことはやっていました。そこは今回の大会で評価できる点だと思っています

―ミーティングではどのような話が出たか

春シーズンの目標が早慶戦優勝で、(早大との一戦で)今の段階での自分たちの実力がわかったと思うので、ここから上に上がっていくだけなので下を向かずに前を向いてやっていこうと話していました

―早大と戦って

現段階ではまだまだ力の差があるので、新1年生が入ってから3ヶ月弱くらいで出来ることは全てやって悔いのないように準備がしたいと思っています

―京王電鉄杯に向けて

ここから準備できる期間が短いので、いきなりプレーがうまくなることもなかなか難しいと思うのですが、気持ちの部分を大事にして、今大会よりも成長した姿を見せられるように頑張っていきたいと思います