東京2020オリンピック開幕まであと500日となった12日、日本橋三井ホールにて「日本橋 meets オリンピックコンサート」が開催された。ゲストアスリートには野口啓代も登場し、観客とともに感動的なオリンピックの映像とフルオーケストラによる壮大な音楽に酔いしれた。

 オリンピックコンサートはオリンピックムーブメントの推進と、スポーツと文化の融合を掲げ、オリンピックの名シーンとフルオーケストラの共演により奏でられる日本オリンピック委員会(JOC)主催のコンサート。例年全国各地で開催されており、今回は500日前特別記念公演として東京2020オリンピックゴールドパートナーである三井不動産の協力により実施された。

 プログラムは世界各地でスポーツに親しむ人々の映像とともに、ジョン・ウィリアムズ作曲の「オリンピック・ファンファーレとテーマ」からスタート。記憶に新しい2016年のリオデジャネイロオリンピック、2018年の平昌オリンピックの名場面が大型スクリーンに映し出されると、徐々にその感動が呼び起こされていった。

 中盤にはゲストアーティストとして平原綾香が登場。デビュー曲「Jupiter」を披露した。その圧倒的な歌唱力に会場は魅了され、ときおり涙を拭いながら聞き入る観客も。彼女の歌声に惜しみない拍手が送られると、続いてゲストオリンピアン・アスリートを交えてのトークコーナーが行われた。1回目公演にはウエイトリフティングの三宅宏実と未来が期待されるJOCエリートアカデミー所属の3人が、2回目公演には野口啓代とマラソンの高橋尚子が登壇し、それぞれがオリンピックにまつわるエピソードや500日前に控えた東京オリンピックへの想いを語った。

圧巻の歌唱力で会場を魅了した平原綾香。

ゲストアスリートとして高橋尚子(中央)と登壇した野口啓代(右)。

 拍手喝采で締めくくられたステージを鑑賞した野口は「映像に引き込まれ、音楽が荘厳でオリンピックの格式高さも感じて、とても素敵なコンサートでした。平原綾香さんの『Jupiter』も本当に感動的で、私もこのオリンピックコンサートの映像に出たいと思いました」とコメント。

 1000日前に行われた同コンサートにもゲスト出演しており、これまでの日々は「あっという間だったがとっても濃い500日だった」、これからの500日については「今年の世界選手権が選考大会になるので、そこでしっかり結果を出していきたい。代表に選ばれてオリンピックの舞台に立てることが決まったら、1日1日を後悔なく過ごし、やることは全てやり切ったという気持ちでオリンピックを迎えたいです」とした。

 開幕まであと500日を切った東京2020オリンピックに向け、新たな刺激を得た野口の活躍にこれからも期待したい。

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編集部