侍ジャパンが9、10日と強化試合・メキシコ戦に臨み、1勝1敗で終えた。第1戦は3番手以降の投手が打ち込まれ黒星スタート…

 侍ジャパンが9、10日と強化試合・メキシコ戦に臨み、1勝1敗で終えた。第1戦は3番手以降の投手が打ち込まれ黒星スタート。第2戦は4番に抜擢した初代表のオリックス・吉田正尚外野手が満塁本塁打を放つなど、投打に圧倒した。

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 次の代表の活動はプロ野球のシーズン終了後の11月。2日開幕の世界大会・プレミア12に挑む。WBSC野球世界ランキング上位12チームが集う。侍ジャパンは4年前の第1回大会は準決勝で韓国に逆転負けし3位に終わっている。17年の稲葉篤紀監督就任後、初めてベストメンバーをそろえてタイトルを獲りにいくと陣営は公言している。

 3年間で多くの選手をテストしてきた稲葉監督だが、コンディションや実績に配慮してか、一度も招集していないトップ選手も実は数多い。そうした新旧選手の融合も一つのテーマとなる大会だが、稲葉ジャパン未経験の実力者とは一体誰なのだろうか。

 投手では筆頭格に巨人・菅野智之の名前が挙がる。来年夏の東京五輪でも、順当ならばエースを任されるべき存在。昨年11月の日米野球では初招集されたものの、へんとう手術のため辞退した。

 

 ヤクルトで昨季35セーブの石山泰稚も、日米野球に呼ばれたが右膝炎症で辞退。同32セーブの広島・中﨑昇太も呼ばれていない。

 過去の山本・小久保ジャパン経験組では、ロッテ・涌井秀章、石川歩両投手も稲葉ジャパン未経験。かつて稲葉監督と日本ハムでチームメートだった宮西尚生、現オリックスの増井浩俊両投手も呼ばれていない。阪神・西勇輝も同様だ。

 野手では巨人・坂本勇人、丸佳浩、広島・鈴木誠也、DeNA・宮﨑敏郎らが筆頭格。

 他に広島・松山竜平、日本ハム・中田翔、ソフトバンク・松田宣浩、内川聖一、ヤクルト・青木宣親、坂口智隆、阪神・糸井嘉男らの名前も挙がる。これまでは先を見越し、若手優先の起用が続いていた。ただ代表にふさわしい成績を残し続けているベテランも多く、本気で勝ちにいくのならば、今季のプレー次第では登用すべきだろう。

 プレミア12のチーム登録選手人数は28人。五輪の24人よりも4人多い。幅広い構成が可能となる。

 2020年シーズン前半でとんでもない数字を残さない限り、代表経験のない選手が東京五輪で抜擢される可能性は限りなく少ない。そういった意味では、東京五輪出場への最初の関門とも言える大会。メンバー発表は10月以降が見込まれるが、稲葉監督の口から誰の名前が告げられるのかは、今シーズンのプロ野球観戦の上でも頭に留めておきたいトピックの一つだ。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]