特定非営利活動法人ワセダクラブ主催のアメリカンフットボール体験イベントが、ことしも早大東伏見グラウンドにて開催された。大人から未就学児まで、世代や性別を問わず誰でも参加することができるため、200名を超える参加者がグラウンド集まった当イベ…

 特定非営利活動法人ワセダクラブ主催のアメリカンフットボール体験イベントが、ことしも早大東伏見グラウンドにて開催された。大人から未就学児まで、世代や性別を問わず誰でも参加することができるため、200名を超える参加者がグラウンド集まった当イベント。現役のBIG BEARSの選手たちの指導のもとフラッグフットボールがにぎやかな雰囲気で行われ、参加者たちはアメリカンフットボールという競技の魅力に触れた。


現役の選手たちが参加者たちに指導を行った

 まず最初に、ワセダクラブの小学生たちのデモンストレーションが行われた。多くの視線を集める中、堂々としたプレーを披露。キャッチ力なども非常に高く、レベルの高さがうかがわれた。その後は、未就学児のグループや小学生低学年のグループなどの年代ごとに分かれての練習。実際のフラッグフットボールで使われる球を使い、選手たちの指導のもとパスの投げ方やキャッチの仕方など基礎的な内容に取り組んだ。参加者たちや選手たちの顔には多くの笑顔が見られ、和やかな雰囲気で練習する姿が印象的であった。各グループごとの練習を終えると、次は実際にフラッグフットボールのミニゲームをチーム対抗形式で実施。参加者たちは練習で教わったことを生かし、ダイナミックなプレーを見せてくれた。一通りのミニゲームを終えると、現役の選手たちによるアメリカンフットボールのデモンストレーションが行われた。昨年の甲子園ボウルにも出場したBIG BEARSの選手たちによる迫力のあるプレーに参加者たちの視線は釘付け。大盛況のうちにイベントは終了を迎えた。


デモンストレーションで迫力のあるプレーを披露

 現役の選手たちの中にも、今回のイベントの主催者であるワセダクラブ出身者は多く、参加した子どもたちは大きな刺激を受けたに違いない。「アメフトが好き」。この思いが、幼い頃から競技にに触れ合う貴重な機会を持った子どもたちはもちろん、より多くの人々に広がるように。アメリカンフットボールというスポーツの魅力が伝わるように、BIG BEARSはこれからも競技の普及活動を行なっていく。

(記事 涌井統矢、写真 安岡菜月、鈴木隆太郎)