■「ATP1000 インディアンウェルズ」（アメリカ・インディアンウェルズ／3月7～17日／ハードコート）現地7日の大会1日目、男子シングルス1回戦。世界74位の西岡良仁（日本／ミキハウス）が…

■「ATP1000 インディアンウェルズ」（アメリカ・インディアンウェルズ／3月7～17日／ハードコート）

現地7日の大会1日目、男子シングルス1回戦。世界74位の西岡良仁（日本／ミキハウス）が世界65位デニス・クドラ（アメリカ）と対戦。3-6、6-3、6-2のフルセットで勝利し、2回戦進出を決めた。

同大会に3年連続4度目の出場となる西岡。最高成績は2017年に残したベスト16進出となっている。クドラとは、西岡がツアー初優勝を果たした2018年「ATP250 深セン」での対戦に続き、ツアーで2度目の対戦だった。

試合では第1セットを2度のブレークを許し落とした西岡だが、第2、第3セットと進むにつれて調子を上げ逆転勝利を決めた。

試合後には自身のTwitterを更新し「インディアンウェルズ一回戦突破！明後日の二回戦も頑張ります！1日休めるのすごい助かる…」とつづっている。そんな西岡は2回戦で、世界22位と格上の相手 ロベルト・バウティスタ アグート（スペイン）との対戦に挑む。

このほか、ワイルドカード（主催者推薦枠）で出場の、世界58位フェリックス・オジェ アリアシム（カナダ）は、世界48位キャメロン・ノリー（イギリス）に6-3、6-2で勝利した。

この試合、オジェ アリアシムは一度もブレークを奪われることなく、1時間2分で勝利を決めた。

オジェ アリアシムはカナダ出身の18歳。今シーズン2月の「ATP500 リオデジャネイロ」では、自身初のツアー準優勝を果たした期待の若手だ。

■「BNPパリバ・オープン」（アメリカ・インディアンウェルズ／3月6～17日／ハードコート）

大会2日目の女子シングルス1回戦。世界65位クリスティーナ・ムラデノビッチ（フランス）が世界39位ジェン・サイサイ（中国）と対戦し、7-5、6-2のストレートで勝利した。

勝利したムラデノビッチは、2回戦で第1シードの大坂なおみ（日本／日清食品）と対戦することになる。両者は過去1勝1敗で、2月の「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」では、ムラデノビッチが勝利していた。

このほか、予選勝者の世界121位 土居美咲（日本／ミキハウス）は世界55位オンス・ジャバー（チュニジア）に6-3、6-3で勝利。世界36位のビーナス・ウイリアムズ（アメリカ）は世界68位のアンドレア・ペトコビッチ（ドイツ）に6-4、0-6 、6-3で勝利し、2回戦進出を決めた。

◇　　　◇　　　◇

【3月7日 主な試合結果】

◆「ATP1000 インディアンウェルズ」

男子シングルス1回戦

〇西岡良仁（日本／ミキハウス）3-6、6-3、6-2 ●デニス・クドラ（アメリカ）

〇フィリップ・コールシュライバー（ドイツ）6-4、6-0 ●ピエール ユーグ・エルベール（フランス）

〇[WC]フェリックス・オジェ アリアシム（カナダ）6-3、6-2 ●キャメロン・ノリー（イギリス）

〇マルティン・クーリザン（スロバキア）6-1、6-4 ●ミーシャ・ズベレフ（ドイツ）

〇イボ・カルロビッチ（クロアチア）7-6(3)、7-6(3) ●マシュー・エブデン（オーストラリア）

◆「BNPパリバ・オープン」

女子シングルス1回戦

〇クリスティーナ・ムラデノビッチ（フランス）7-5、6-2 ●ジェン・サイサイ（中国）

〇[Q]土居美咲（日本／ミキハウス）6-3、6-3 ●オンス・ジャバー（チュニジア）

〇ビーナス・ウイリアムズ（アメリカ）6-4、0-6 、6-3 ●アンドレア・ペトコビッチ（ドイツ）

〇キルステン・フリプケンス（ベルギー）7-5、3-6 、7-5 ●ユージェニー・ブシャール（カナダ）

（テニスデイリー編集部）

※写真は「ATP1000 インディアンウェルズ」での西岡

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)