世界7位の錦織圭(日本/日清食品)が、「ATP1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月7~17日/ハードコート)に第6シードで出場。1回戦は免除で2回戦が初戦となる。■「ATP1000 インディアンウェルズ」と…

世界7位の錦織圭(日本/日清食品)が、「ATP1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月7~17日/ハードコート)に第6シードで出場。1回戦は免除で2回戦が初戦となる。

■「ATP1000 インディアンウェルズ」とは

砂漠のリゾート地で開催される同大会は、2018年に引退したトミー・ハース(ドイツ)がトーナメントディレクターを務める。グランドスラム4大会に次ぐツアーレベルの大会で、男女同時期に開催される。シングルス優勝賞金は日本円で約1億5000万円(2019年3月6日時点)。

このほか、選手らの投票で選ばれる、トーナメントオブザイヤーを男女ともに5年連続で受賞している(ATPマスターズ1000、WTAプレミアマンダトリーの部門)。

■前年優勝者はデル ポトロ

男子シングルス最多優勝は、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ロジャー・フェデラー(スイス)の5回となっている。前年はフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)が、決勝でフェデラーを破り自身初のマスターズ1000タイトルを獲得していた。

しかし、そのデル ポトロは今年は欠場。ATP(男子プロテニス協会)によると、「インディアンウェルズに戻ってタイトルを防衛できなくて、本当に残念です」「医者から休養を取るようアドバイスされました。すぐにコートに戻れるよう願っています」とコメントしている。

■錦織は2年ぶりの出場

錦織は同大会には10度目の出場。2018年は、風邪による体調不良で欠場したため、2年ぶりの出場だ。以前には、同大会のコートなどに対して苦手意識を持っていることを話していた錦織。それでも初出場の2008年から徐々に成績を伸ばして、2016・2017年には最高成績となるベスト8を記録した。

2019年のドローも既に発表され、錦織は初戦となる2回戦で、世界52位のアドリアン・マナリノ(フランス)対世界84位のテニス・サングレン(アメリカ)の勝者と対戦することになる。

まずは初戦を突破し、更なる勝ち上がりが期待される。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ロッテルダム」での錦織

(Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)