シーズン最後に年間の上位8選手で競う「Nitto ATPファイナルズ」の出場権をかけたレース・トゥ・ロンドン。ATP(男子プロテニス協会)が3月4日付けのレースランキングを公表した。錦織圭(日…

シーズン最後に年間の上位8選手で競う「Nitto ATPファイナルズ」の出場権をかけたレース・トゥ・ロンドン。ATP(男子プロテニス協会)が3月4日付けのレースランキングを公表した。

錦織圭(日本/日清食品)は835ポイントで4位。前週の「ATP500 ドバイ」では2回戦敗退となったものの、1月の「ATP250 ブリスベン」優勝や「全豪オープン」ベスト8進出、2月の「ATP500 ロッテルダム」ベスト4進出で順調にポイントを重ねている。

また「ATP500 ドバイ」で優勝し、キャリア通算100個目のタイトルを獲得したロジャー・フェデラー(スイス)は、前週から順位を39上げて9位。「ATP500 アカプルコ」で約1年2ヶ月ぶりとなるツアー優勝を果たしたニック・キリオス(オーストラリア)は、前週から順位を177上げて12位につけた。

現在、1位は「全豪オープン」で優勝を飾ったノバク・ジョコビッチ(セルビア)で2,090ポイント。2位とは730ポイント差をつけている。

2位は20歳のステファノス・チチパス(ギリシャ)。チチパスは2月の「ATP250 マルセイユ」で今シーズン初タイトル獲得、「ATP500 ドバイ」では決勝でフェデラーに敗れたものの準優勝を果たした。

そのほか、ラファエル・ナダル(スペイン)が3位で1,245ポイント、ガエル・モンフィス(フランス)が815ポイントで5位となっている。

次は3月7日から「ATP1000 インディアンウェルズ」が開催される。錦織らトップ選手が出場を予定しており、今後の「Nitto ATPファイナルズ」出場権争いにも注目が集まる。

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【3月4日付レース・トゥ・ロンドンランキング】

順位 名前(国籍) ポイント

1.ノバク・ジョコビッチ(セルビア) 2,090

2.ステファノス・チチパス(ギリシャ) 1,360

3.ラファエル・ナダル(スペイン) 1,245

4.錦織圭(日本/日清食品) 835

5.ガエル・モンフィス(フランス) 815

6.ダニール・メドベージェフ(ロシア) 760

7.ルカ・プイユ(フランス) 720

8.ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン) 700

9.ロジャー・フェデラー(スイス) 680

10.ラスロ・ジェレ(セルビア) 626

11.ギド・ペラ(アルゼンチン) 610

12.ニック・キリオス(オーストラリア) 550

13.ライリー・オペルカ(アメリカ) 547

14.トマーシュ・ベルディヒ(チェコ) 510

15.アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ) 480

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ロッテルダム」での錦織

(Photo by Jan Kok/Soccrates/Getty Images)