「ATP500 ドバイ」(アラブ首長国連邦・ドバイ/2月25日~3月2日/ハードコート)男子シングルスで同大会8度目の優勝を果たし、ツアー通算100勝を達成したロジャー・フェデラー(スイス)。…

「ATP500 ドバイ」(アラブ首長国連邦・ドバイ/2月25日~3月2日/ハードコート)男子シングルスで同大会8度目の優勝を果たし、ツアー通算100勝を達成したロジャー・フェデラー(スイス)。偉業達成の喜びを語った。

今回の決勝相手でもあるステファノス・チチパス(ギリシャ)に、1月の「全豪オープン」4回戦で敗れて以来の大会出場となったフェデラー。大会公式サイトによると「正直言って、ここに来るとき優勝を期待していなかった。全豪オープンからプレーしていなかったからね」と当初の心境を明かした。

そして「自分のゲームが良くなってきて、決勝で上手くプレーできた。それに(同大会)8個目、(キャリア通算)100個目のタイトルを獲得できて、あらゆる面で嬉しいよ。たくさん夢のようなことが起きている。今、最高に幸せだ」と喜びをあらわにした。

また、フェデラーは「極めて正直に言うと、僕はこの種の数字や記録が好きだ」という。

「多くの人はいつもグランドスラムなどを重要視するが、僕はATPツアーでプレーしている。たくさん優勝し、昔からずっとそこでプレーしてきた。僕がグランドスラムまでの間ずっと休んでいるかもしれない、と人々が思うように僕は休んでいない。この数字がそれを証明していると思う」とフェデラーは語った。

世界ランキング1位の通算在位記録310週、グランドスラム男子シングルス優勝20回など歴代トップ記録を持つフェデラー。37歳にして活躍を続けるフェデラーから今後も目が離せない。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ドバイ」で優勝を果たしたフェデラー

(Photo by Amin Mohammad Jamali/Getty Images)