「ATP500 ドバイ」(アラブ首長国連邦・ドバイ/2月25日~3月2日/ハードコート)の大会4日目、男子シングルス準々決勝で第2シードの世界7位ロジャー・フェデラー(スイス)が世界35位マー…

「ATP500 ドバイ」(アラブ首長国連邦・ドバイ/2月25日~3月2日/ハードコート)の大会4日目、男子シングルス準々決勝で第2シードの世界7位ロジャー・フェデラー(スイス)が世界35位マートン・フクソービッチ(ハンガリー)と対戦。7-6(6)、6-4のストレートでフェデラーが勝利し、ベスト4進出を果たした。試合時間は1時間56分。

両者は今回が2回目の対戦。前回は2018年の「全豪オープン」で、そのときはフェデラーがストレートで勝利していた。

第1セット、第1ゲームでブレークポイントを握られたフェデラーだが、ここはなんとかしのいでキープした。そしてここからお互いに一歩も譲らずにサービスゲームをキープし、タイブレークに突入。フェデラーが序盤でミニブレークに成功するも、すぐに追い上げられ、先にセットポイントを握られる。しかし2本のセットポイントをしのいだフェデラーが7-6(6)で第1セットを先取する。このセットでは第10ゲームを終えたところで雨のために試合が約12分中断したが、両者ともに集中を切らさず、拮抗したセットとなった。

続く第2セットではフェデラーが第1ゲームでブレークするが、第4ゲームでブレークバックを喫する。そして第8ゲームでフクソービッチのブレークポイントをしのいだフェデラーが、続く第9ゲームで7度のデュースの末にブレークに成功。そしてそのまま第2セットを6-4で連取して勝利を決めた。

勝利したフェデラーは準決勝で第6シードのボルナ・チョリッチ(クロアチア)と対戦する。チョリッチはニコラス・バシラシビリ(ジョージア)を破っての勝ち上がり。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ドバイ」でのフェデラー

(Photo by Francois Nel/Getty Images)