「ATP500 ドバイ」(アラブ首長国連邦・ドバイ/2月25日~3月2日/ハードコート)の大会4日目、男子シングルス準々決勝で第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)がホベルト・ホルカシ…

「ATP500 ドバイ」(アラブ首長国連邦・ドバイ/2月25日~3月2日/ハードコート)の大会4日目、男子シングルス準々決勝で第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)がホベルト・ホルカシュ(ポーランド)と対戦。7-6(4)、6(1)-7、6-1でチチパスが勝利し、ベスト4進出を果たした。試合時間は2時間19分。

両者は過去に2回対戦しており、いずれもチチパスが勝利。今回の勝利で3勝0敗と連勝記録を伸ばした。直近の対戦となった前週の「ATP250 マルセイユ」では6-4、6-2とストレートで快勝していたが、今回は第1、第2セットがタイブレークにもつれるという接戦となった。

第1セットの第3ゲームでブレークを喫したチチパスだが、直後の第4ゲームでブレークバック。そこからお互いにキープが続き、タイブレークに突入した。タイブレークではチチパスがミニブレークに成功し、7-6(4)で第1セットを先取した。

第2セットでは第3ゲームでチチパスが先にブレークに成功。そのままリードを保っていたが、第10ゲームでブレークバックを喫し、またもタイブレークにもつれ込んだ。しかし今度はホルカシュに早々にミニブレークを喫すると、そこからなかなかポイントを奪うことができず、6(1)-7で第2セットを落とした。

そして第3セットでは第2、第4ゲームでチチパスがブレークに成功し、一気に5ゲームを連取。大きなリードを保ったまま、危なげなく6-1で第3セットを奪って勝利を決めた。

勝利したチチパスは準決勝でガエル・モンフィス(フランス)と対戦する。モンフィスはリカルダス・ベランキス(リトアニア)を破っての勝ち上がり。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ドバイ」でのチチパス

(Photo by Francois Nel/Getty Images)