本日、「ワールドラグビー パシフィック・チャレンジ2019」の大会に参加するジュニア・ジャパンのメンバー、スケジュールを日本ラグビーフットボール協会は発表。早大からは5名が参加することとなる。昨年度関東大学対抗戦(対抗戦)で8年ぶりの優勝…

 本日、「ワールドラグビー パシフィック・チャレンジ2019」の大会に参加するジュニア・ジャパンのメンバー、スケジュールを日本ラグビーフットボール協会は発表。早大からは5名が参加することとなる。昨年度関東大学対抗戦(対抗戦)で8年ぶりの優勝を支えたBK陣から多くの選抜となった。今季第102代目主将に任命されたSH齋藤直人(スポ4=神奈川・桐蔭学園)や、ルーキーながら攻守に抜群の安定感を見せたCTB長田智希(スポ2=大阪・東海大仰星)が初選出。1年時からスタメン出場を果たして、活躍してきたSO岸岡智樹(教4=大阪・東海大仰星)、CTB中野将伍(スポ4=福岡・東筑)の2人も遠征メンバーに名を連ねる。FW陣での唯一の選ばれたのは、プロップ鶴川達彦(文構=神奈川・桐蔭学園中教校)だった。


ディフェンスラインを破る長田(右)サポートする岸岡(左)

 齋藤と中野将は今回でジュニア・ジャパンに選出されるのは実に3回目、岸岡は2回目となる。早大でBKの中核を担っている3人。代表の中でも中心となり、活躍することが期待される。初めてのジュニア・ジャパン選出となった長田と鶴川。長田は代表の試合に出場することはなかったが、U20日本代表に追加召集された。昨秋の対抗戦ではチーム事情からか本来のポジションのCTBではなく、WTBでの出場機会のみとなった。本来のポジションに戻った長田はどのようなプレーを披露するか。鶴川は大学生の途中でBKのポジションCTBからFWの最前列であるプロップに転向。そのため、プロップとしては非常にパススキルが長けている。対抗戦の明大では鶴川のパスからチャンスを生み出す機会が2度もあった。世界の舞台でも再現なるか。


タテへの突破役として期待がかかる中野将

 ジュニア・ジャパンは3月8日から3月16日の間にサモアA、フィジー・ウォリアーズ、トンガAと対戦する。対抗戦、大学選手権などの大会では、昨年度から外国人枠が3名に変更。そのため、この代表での活動は強烈なフィジカルの選手と対戦することができる貴重な機会だ。選ばれた5名は早大の誇りを胸に世界へ挑む。

(記事 小田真史 写真 坂巻晃之介、小田真史)

 ※ジュニア・ジャパン遠征メンバー全選手は、日本ラグビーフットボール協会のホームページに掲載されていますので、そちらも併せてご覧ください。

ジュニア・ジャパン 試合日程
日付対戦相手試合開始時間
3/8(金)サモアA14:30
日本時間(11:30)
3/12(火)フィジー・ウォリアーズ17:00
日本時間(14:00)
3/16(土)トンガA13:30
日本時間(10:30)