「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」(アラブ首長国連邦・ドバイ/2月17~23日/ハードコート)の大会最終日、女子シングルス決勝で第2シードのペトラ・クビトバ(チェコ)とベリンダ・ベンチッチ(スイス)が対戦。6-3、1-6、6-2でベ…

「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」(アラブ首長国連邦・ドバイ/2月17~23日/ハードコート)の大会最終日、女子シングルス決勝で第2シードのペトラ・クビトバ(チェコ)とベリンダ・ベンチッチ(スイス)が対戦。6-3、1-6、6-2でベンチッチが勝利し、2015年以来、自身3つ目となるタイトルを獲得した。試合時間は1時間43分。

両者は過去に3回対戦しており、ベンチッチから見て0勝3敗。第2シード、世界4位のクビトバが優勢かと思われたが、元世界7位、現在45位のベンチッチが優位に試合を進め、2013年の同大会で優勝を果たしたクビトバを破って勝利をつかんだ。

第1セット、第1ゲームでいきなりブレークしたベンチッチ。その後もブレークチャンスを幾度もつかむと第5ゲームで2つ目のブレークに成功する。第6ゲームでブレークバックをされたが、さらに第9ゲームでもブレークし、6-3で第1セットを先取した。

続く第2セットではクビトバに第1、第3ゲームでブレークを喫してしまう。その後もチャンスをつかむことができないまま、第7ゲームもブレークされ、1-6で第2セットをクビトバに奪われた。

そして第3セット、先にブレークしたのはベンチッチ。第3ゲームでブレークしてリードを作ると、第7ゲームでもブレークしてリードを広げる。そしてサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップとなった第8ゲームでクビトバに2本のブレークポイントを握られるもしのいだベンチッチ。最後はラリーの末にクビトバのショットがロングとなり、6-2で第3セットを取って勝利を決めた。

ノーシードのベンチッチは今大会、3回戦で第8シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)、準々決勝で第3シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)、準決勝で第6シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)、そして決勝で第2シードのクビトバと、次々にシード選手を撃破し、優勝まで上り詰めた。

(テニスデイリー編集部)

※写真は優勝したベンチッチ(右)と準優勝のクビトバ

(Photo by Tom Dulat/Getty Images)