「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」(アラブ首長国連邦・ドバイ/2月17~23日/ハードコート)の大会6日目、女子シングルス準決勝で、第6シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)がベリンダ・ベンチッチ(スイス)と対戦。同大会2連覇中…

「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」(アラブ首長国連邦・ドバイ/2月17~23日/ハードコート)の大会6日目、女子シングルス準決勝で、第6シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)がベリンダ・ベンチッチ(スイス)と対戦。同大会2連覇中だったスビトリーナは2‐6、6‐3、6(3)‐7で敗れ、決勝進出はならなかった。試合時間は1時間58分。

勝利したベンチッチは、決勝でペトラ・クビトバ(チェコ)と対戦する。クビトバはシェイ・スーウェイ(台湾)を破っての勝ち上がり。

第1セットは、第1ゲームでいきなりブレークを奪ったベンチッチに主導権を握られ、セットを先取される。

続く第2セットでも第1ゲームでブレークを許すものの、スビトリーナは続く第2ゲームですぐにブレークバック。すると第6ゲームからもブレーク合戦になるが、このセット3度のブレークに成功したスビトリーナが第2セットを奪い返し意地を見せる。

勝負の第3セットでは、スビトリーナが先にブレーク。そしてゲームカウント5‐4で迎えた第10ゲームがスビトリーナのサービング・フォー・ザ・マッチとなるが、ここでまさかのラブゲームでのブレークを喫してしまう。さらに第12ゲームでもマッチポイントとなるピンチを迎えるが、これをしのいで試合はタイブレークへ。

ここまで2連覇の意地を見せて粘り続けたスビトリーナだったが、最後のタイブレークではベンチッチに突き放されてしまい、3連覇の夢はついえた。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」でのスビトリーナ

(Photo by Francois Nel/Getty Images)