今シーズン最後の公式戦である第17回エムウェーブスピードスケート競技会が2月15日から17日にかけて長野市で開催された。早大からは石川将之(スポ3=山梨・北杜)と小竹瑠湖(スポ2=山形中央)の2名がそれぞれ男子1500メートルと男子100…

 今シーズン最後の公式戦である第17回エムウェーブスピードスケート競技会が2月15日から17日にかけて長野市で開催された。早大からは石川将之(スポ3=山梨・北杜)と小竹瑠湖(スポ2=山形中央)の2名がそれぞれ男子1500メートルと男子1000メートル、女子1500メートルと女子3000メートルの2種目に出場した。

 大会初日、石川は男子1500メートルに出場。序盤は同走の選手に先行されたものの、最後の1周で逆転してゴール。その時点で全体の5位につけた。同種目では、大会新記録が更新されるなど、ハイレベルな戦いが繰り広げられた。それでも昨年の同大会より順位をあげた9位で終了した。大会3日目の男子1000メートルでも9位に入り、今シーズンを終えた。


男子1500メートルを走る石川

 小竹は初日、女子1500メートルに登場。最初の300メートルは暫定14位とやや出遅れた。1100メートルまで同走の選手にリードを許したが、最後の1周で追い抜き、暫定8位でゴールした。今シーズン最後の公式戦でシーズンベストを更新して、49位に入った。3日目の女子3000メートルでは37位に入って今シーズンを終えた。

 今シーズンをもってショートトラックの河合健朗(文構4=埼玉・早大本庄)と巻島槙(スポ4=埼玉・川越女)の両選手がワセダを卒業する。彼らが卒業するとワセダのスピードスケート部門は、石川、小竹、由井直樹(スポ3=山形中央)の3人となり、決して規模が大きいとは言えない。規模は大きくないかもしれないが、それぞれのスケーティングにさらに磨きをかけた姿に期待したい。特に主将の由井と昨シーズンのインカレの男子1500メートルで2位になった学生トップレベルの選手である石川は、来シーズンが学生最後のシーズンとなる。彼らの活躍が楽しみである。


女子1500メートルに出場した小竹

(記事、写真 浅海佑佳子)

結果

▽女子1500メートル

小竹 2分11秒41 49位

▽男子1500メートル

石川 1分50秒92 9位

▽男子1000メートル

石川 1分11秒81 9位

▽女子3000メートル

小竹 4分41秒03 37位