大坂なおみ(日本/日清食品)が今週出場する「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」(アラブ首長国連邦・ドバイ/2月17~23日/ハードコート)で、サーシャ・バジンコーチとのコーチ関係解消について語った。大坂は、昨年の「全米オープン」と今年…

大坂なおみ(日本/日清食品)が今週出場する「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」(アラブ首長国連邦・ドバイ/2月17~23日/ハードコート)で、サーシャ・バジンコーチとのコーチ関係解消について語った。

大坂は、昨年の「全米オープン」と今年1月の「全豪オープン」のグランドスラム2大会連続優勝を支えたバジンコーチとのコーチ関係を解消したことを、12日に自身のTwitterで発表。大きな結果を残した直後だっただけに、驚きの声が多かった。

WTA(女子テニス協会)によると、大坂は「みんな金銭問題が理由だと思っているけど、それは違います。私にとって、そう思われているのを聞くのは最も傷つくこと」「彼について悪く言うつもりはありません。もちろん、彼がしてくれたこと全てに感謝しているから」と話している。

大坂によると、主な理由はチームのエネルギーを変えることにあり、コート上での成功よりも自身の幸福に重きを置いているという。

また、今大会は世界1位に輝いてから初めての大会となる。第1シードのため1回戦は免除となり、2回戦で世界67位のクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)と対戦する。

今大会について大坂は「大会に出場できること、そして1回戦免除であることが嬉しい。1回戦が免除であることは、私にとってとても大きい」と笑いながら話している。

「出場するどの大会でも良いプレーをしたいだけ」「それが『全米オープン』以降の目標であり、そういう気持ちを持ち続けて挑戦しています」とも語った。

その大坂の大会初戦となる2回戦は、日本時間20日午前0時開始予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」記者会見での大坂なおみ

(Photo by Francois Nel/Getty Images)