ATP(男子プロテニス協会)は2月18日、最新の世界ランキングを公表した。錦織圭(日本/日清食品)はロジャー・フェデラー(スイス)を抜いて6位に。スタン・ワウリンカ(スイス)は68位から41位に大きく上昇した。前週行われた「ATP500 ロ…

ATP(男子プロテニス協会)は2月18日、最新の世界ランキングを公表した。錦織圭(日本/日清食品)はロジャー・フェデラー(スイス)を抜いて6位に。スタン・ワウリンカ(スイス)は68位から41位に大きく上昇した。

前週行われた「ATP500 ロッテルダム」、錦織は準決勝でワウリンカに敗れたものの、ベスト4進出を果たした。その結果4,190ポイントととなり、フェデラーと90ポイント差で6位となった。

大会公式Twitterによると「今週は、全般的に良いテニスができたと思います」と振り返った錦織。次は2月25日から行われる「ATP500 ドバイ」に出場を予定している。

「ATP500 ロッテルダム」で優勝したガエル・モンフィス(フランス)は順位を10上げて23位に。準優勝のワウリンカは順位を27上げ41位となった。2014年に自己最高の世界3位を記録したワウリンカは、2017年膝の故障でツアーを離脱。2018年1月に復帰するも一時世界ランキングを263位まで落としていたが、約9ヶ月ぶりにトップ50入りした。

そのほか、前週の「ATP250 ブエノスアイレス」優勝者マルコ・チェッキナート(イタリア)は18位から17位に。準優勝者ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)はポイントを105積み上げたが、変わらず19位。

また、同じく前週行われた「ATP250 ニューヨーク」で優勝した21歳ライリー・オペルカ(アメリカ)は、順位を33上げ自己最高の56位を記録。一方、予選からの出場で準優勝を果たした23歳ブレイデン・シュナー(カナダ)は、154位から107位に大きく上昇し、自己ベストを更新した。

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【2月18日付最新ATPランキング】

順位(前週) 名前(国籍) ポイント

1. ← (1)ノバク・ジョコビッチ(セルビア) 10,955

2. ← (2)ラファエル・ナダル(スペイン) 8,320

3. ← (3)アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ) 6,475

4. ← (4)フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン) 5,060

5. ← (5)ケビン・アンダーソン(南アフリカ) 4,595

6. ↑ (7)錦織圭(日本/日清食品) 4,190

7. ↓ (6)ロジャー・フェデラー(スイス) 4,100

8. ← (8)ドミニク・ティーム(オーストリア) 3,800

9. ← (9)ジョン・イズナー(アメリカ) 3,225

10. ← (10)マリン・チリッチ(クロアチア) 3,140

11. ← (11)カレン・ハチャノフ(ロシア) 2,880

12. ← (12)ステファノス・チチパス(ギリシャ) 2,805

13. ← (13)ボルナ・チョリッチ(クロアチア) 2,605

14. ← (14)ミロシュ・ラオニッチ(カナダ) 2,275

15. ↑ (16)ダニール・メドベージェフ(ロシア) 2,230

16. ↓ (15)ファビオ・フォニーニ(イタリア) 2,225

17. ↑ (18)マルコ・チェッキナート(イタリア) 2,091

18. ↓ (17)ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン) 1,955

19. ← (19)ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン) 1,940

20. ← (20)ニコラス・バシラシビリ(ジョージア) 1,820

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23. ↑ (33)ガエル・モンフィス(フランス) 1,650

41. ↑ (68)スタン・ワウリンカ(スイス) 1,040

56. ↑ (89)ライリー・オペルカ(アメリカ) 883

72. ↓ (71)西岡良仁(日本/ミキハウス) 729

73. ← (73)ダニエル太郎(日本/エイブル) 726

107. ↑ (154)ブレイデン・シュナー(カナダ) 529

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ロッテルダム」での錦織

(Photo by Jan Kok/Soccrates/Getty Images)