■「ATP500 ロッテルダム」(オランダ・ロッテルダム/2月11~17日/室内ハードコート)現地の17日。大会7日目の男子シングルス決勝で、世界ランキング33位(ランキングは2月11日付け)のガエル・モンフィス(フランス)が今大会ワイルド…

■「ATP500 ロッテルダム」(オランダ・ロッテルダム/2月11~17日/室内ハードコート)

現地の17日。大会7日目の男子シングルス決勝で、世界ランキング33位(ランキングは2月11日付け)のガエル・モンフィス(フランス)が今大会ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場の世界68位スタン・ワウリンカ(スイス)に6-3、1-6、6-2のフルセット勝利。自身8度目のツアー優勝を果たした。

元世界6位で32歳のモンフィスと元世界3位で33歳のワウリンカ。ベテラン同士の見応えある対決は、今回モンフィスに軍配が上がった。

また、非常に仲が良いという両者。

試合後に行われたセレモニーで、モンフィスは「スタン、僕とは兄弟のようだね。最近は練習する機会はあまりないけれど、良い試合をこれから作っていこう」とワウリンカに語りかけた。そして「今シーズン、素晴らしいスタートが切れました。今年はもっと勝ちたいです」と今後の意気込みを話した。

■「ATP250 ブエノスアイレス」(アルゼンチン・ブエノスアイレス/2月11~17日/クレーコート)

男子シングルス決勝、第3シードの世界18位マルコ・チェッキナート(イタリア)が第4シードの世界19位ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)に6-1、6-2のストレート勝利。チェッキナートが地元選手を圧倒し、自身3つ目のツアータイトルを獲得した。

ATP(男子プロテニス協会)公式サイトによると、優勝したチェッキナートは「3度進出した決勝ですべて優勝できたので、嬉しいです」「フィジカルを良くして、残りのシーズンのためにもっとトレーニングしたいと思います。メンタルがしっかりしていれば、良い結果を出し続けられるだろうと思います」と話した。

■「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」(アラブ首長国連邦・ドバイ/2月17~23日/ハードコート)

女子シングルス1回戦。世界64位のクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)が、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場の世界406位ファトマ・アル ナバニ(オマーン)に6-1、6-1の圧勝。

ムラデノビッチは、2回戦で第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)と対戦することとなる。

女子ダブルス1回戦では、加藤未唯(日本/ザイマックス)/二宮真琴(日本/橋本総業ホールディングス)がハン・シンユン(中国)/モニカ・ニクレスク(ルーマニア)に6-3、6-1のストレート快勝。2回戦に駒を進めた。

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【2月17日 主な試合結果】

◆「ATP500 ロッテルダム」

男子シングルス決勝

〇ガエル・モンフィス(フランス)6-3、1-6、6-2 ●[WC]スタン・ワウリンカ(スイス)

◆「ATP250 ブエノスアイレス」

男子シングルス決勝

〇[3]マルコ・チェッキナート(イタリア)6-1、6-2 ●[4]ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)

◆「ATP250 ニューヨーク」(アメリカ・ニューヨーク/2月11~17日/室内ハードコート)

男子シングルス決勝

〇ライリー・オペルカ(アメリカ)6-1、6(7)-7、7-6(7) ●[Q]ブレイデン・シュナー(カナダ)

◆「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」

女子シングルス1回戦

〇クリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)6-1、6-1 ●[WC]ファトマ・アル ナバニ(オマーン)

女子ダブルス1回戦

〇加藤未唯(日本/ザイマックス)/二宮真琴(日本/橋本総業ホールディングス)6-3、6-1 ●ハン・シンユン(中国)/モニカ・ニクレスク(ルーマニア)

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ロッテルダム」決勝でのモンフィス

(Photo by Jan Kok/Soccrates/Getty Images)