「ATP500 ロッテルダム」(オランダ・ロッテルダム/2月11~17日/室内ハードコート)の大会6日目、男子シングルス準決勝で第1シードの錦織圭(日本/日清食品)がスタン・ワウリンカ(スイス)と対戦。第1セットは2-6で錦織が落としたが、…

「ATP500 ロッテルダム」(オランダ・ロッテルダム/2月11~17日/室内ハードコート)の大会6日目、男子シングルス準決勝で第1シードの錦織圭(日本/日清食品)がスタン・ワウリンカ(スイス)と対戦。第1セットは2-6で錦織が落としたが、続く第2セットは6-4で奪い返した。

第2セットもワウリンカのサービスゲームから。第1ゲームでワウリンカのミスによって30-40とブレークポイントを握った錦織。ここはしのがれてデュースになったが、そこでも粘る錦織がブレークに成功する。

第2ゲームで15-40とされた錦織だが、見事なドロップショットでこのピンチをしのいでデュースに持ち込むと、合計3本のブレークポイントをしのいでキープした。

徐々に「らしさ」を取り戻してきた錦織は、第3ゲームで0-40とまたもチャンスをつかんだ。1本はしのがれたが、続くプレーでワウリンカのオープンコートを狙ったショットがわずかにアウトとなり、錦織がブレーク。続く第4ゲームもキープして、一気に4ゲームを連取し、2ブレークアップとした。

第5ゲームはワウリンカにラブゲームでキープされ、迎えた第6ゲーム。40-15とリードしていた錦織だが、そこから一気に追い上げられてしまう。錦織も粘ったが、3度のデュースの末にブレークを喫しゲームカウント4-2となった。

そしてお互いにキープして迎えた第10ゲームが錦織のサービング・フォー・ザ・セット。ここをしっかりとキープし、錦織が第2セットを6-4で奪い返して望みを繋いだ。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第3セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ロッテルダム」での錦織

(Photo by Jean Catuffe/Getty Images)