日本選手権まで約1ケ月半に迫ったこの日、千葉県国際総合水泳場でコナミオープンが開催された。小学生から日本代表選手まで参加する今大会の初日に、早大からは4人が出場。今年の3月に卒業予定の渡部香生子(スポ4=東京・武蔵野)と、牧野紘子(教1=東京・東大付中教校)が決勝に進出し、共に3位入賞を果たした。

★渡部、優勝とはならず


女子200メートル平泳ぎに出場した渡部

 女子200メートル平泳ぎには渡部が出場した。昨年の日本学生選手権終了後、早大からJSS立石に練習拠点を戻した渡部。予選を3位で通過し、第3レーンからスタートした。まず50メートルを2位で通過すると、前半100メートルを4人が横並びの3位で折り返した。残り50メートルの時点で1位の浅羽栞(VALUE SS)とのタイム差は0秒13。十分に優勝は射程圏内だったが、最後に追い上げを見せることができなかった。タイムは2分26秒54、1位と1秒35差の3位でのフィニッシュとなった。あすは女子100メートル平泳ぎが控えている渡部。少しでもいいタイムを収めたいところだ。

(記事 松谷果林、写真 山口日奈子)

★タイムは納得できずも、牧野が3位入賞!


得意のバタフライを泳ぐ牧野

 女子400メートル個人メドレーには牧野が登場。練習の疲労が残っている中でのレースとなったが、予選を7位で通過し、決勝へと駒を進めた。そして迎えた夕方の決勝。自身が得意とするバタフライを4位で入るも、続く背泳ぎで失速してしまう。それでも平泳ぎで3位にまで順位を押し上げると、そのまま4分44秒61でフィニッシュ。第1レーンで周囲の選手の様子が分かりにくい中でも、一定以上の結果を残した。それでも、「(4分)42秒を出したかったので、そんなに良くはないかな」と納得はいかず。背泳ぎや、自己ベストには及ばなかった平泳ぎに課題が残ったようだ。次のレースはあす行われる女子200メートルバタフライ。目標とする2分8秒台をクリアし、日本選手権への糧としたい。
 一方、男子50メートル自由形には、昨年末中国・昆明で実施された高地合宿に参加した、伊東隼汰(社1=東京・早大学院)が出場。「100(メートル自由形)の泳ぎでどれくらいで入れるか」の確認でこの種目に臨んだ。結果は23秒22で予選敗退と振るわなかったが、あすの男子100メートル自由形に向けて、「後半を今までより上げるようなかたちのレースプランにしていきたい」と意気込んだ。また、伊東同様高地合宿参加メンバーの古畑海生(スポ1=兵庫・市川)は、男子1500メートル自由形に登場。普段と違い前半先行型のレースプランで挑んだが、タイム、順位共に満足のいく結果とはならず。翌日の男子400メートル自由形に向けては、「しっかりタイムを狙って準備していきたい」と目標を語った。

(記事 宇根加菜葉、写真 宅森咲子)

結果

◇決勝

女子200メートル平泳ぎ

渡部香生子 2分26秒54【3位】

女子400メートル個人メドレー

牧野紘子 4分44秒61【3位】

◇タイム決勝

男子1500メートル自由形

古畑海生 15分36秒87【10位】

◇予選

男子50メートル自由形

伊東隼汰 23秒22【13位】

女子200メートル平泳ぎ

渡部香生子 2分29秒08【3位】

女子400メートル個人メドレー

牧野紘子 4分49秒87【7位】

コメント

決勝進出者

牧野紘子(教1=東京・東大付中教校)

――4分44秒61というタイムですが、いかがですか

(4分)42秒を出したかったので、そんなに良くはないかなと思います。

――レースプランはどのような感じでしたか

1コースだったので何も見えなかったんですけど、バック(背泳ぎ)とブレ(平泳ぎ)をもう少し上げたかったです。

――平泳ぎでは少しタイムを上げましたが

でも、(自己)ベストから考えるとそこまでかなという感じです。

――あすの女子200メートルバタフライに向けて意気込みは

2バタ(200メートルバタフライ)の長水路は久しぶりなので、(2分)8秒台は出したいと思います。

予選、タイム決勝後

伊東隼汰(社1=東京・早大学院)

――今大会はどのような位置付けですか

今回は選手権(日本選手権)に向けて感覚を確かめて、レースプランを試すようにしています。

――どのようなレースプランでしたか

50(メートル自由形)の練習をしていないので、100の泳ぎでどれくらいで入れるかのフォームの練習みたいなものですね。

――タイムは23秒22ということですが

あんまり速くないですね。

――次のレースに向けては

100は試してみたいことがあるので、それを試しつつどのくらいのタイムが出るかの感触を確かめながら、泳いでいきたいなと思っています。

――どういうことを試していきたいですか

後半を今までより上げるようなかたちのレースプランにしていきたいので、そこで練習がどうはまっていくかを確かめてみたいなと思っています。

古畑海生(スポ1=兵庫・市川)

――今大会はどういった位置づけで臨まれましたか

年末に合宿があったんですけど、その合宿の成果を発揮できる大会にしたいなと思って臨みました。

――暫定5位という結果に関しては

順位もそうなんですけど、タイムももう少し狙っていたので、その狙ったタイムと順位を達成できなくて悔しいです。

――15分36秒87というタイムは満足できていないということでしょうか

はい、そうですね。

――きょうのレースプランは

今までは前半を少し温存して、後半上げるっていう泳ぎ方だったんですけど、きょうはいつもより前半をとばした中でどれだけ後半持たせられるかっていうレースプランで挑みました。

――明日の男子400メートル自由形に向けて一言お願いします。

しっかりタイムを狙って準備していきたいと思います。

牧野紘子(教1=東京・東大附中教校)

――どういった位置づけで今大会に臨まれましたか

選手権(日本選手権)前の最後の大会なので、選手権につながる泳ぎができたらなって思います。

――4分49秒87というタイムに関しては、どう思われますか

大会前はもうちょっと出したいなって思っていたんですけど、練習の疲れが抜けなくて体がちょっと重くて。まあ予選で(4分)50秒切れたので、今の体にしてはまあまあかなと思います。

――きょうの予選のレースプランは

バッタ(バタフライ)は余裕持って、ブレスト(平泳ぎ)からちゃんと位置につければいいかなって思っていました。

――決勝に向けて一言お願いします

決勝は45秒を切って、去年のインカレ(日本学生選手権)のタイムくらい出したいなと思います。