2019年から新フォーマットで行われている、テニス男子国別対抗戦「デビスカップ」。11月18日~24日にスペインのマドリードで行われる決勝ラウンドの組み合わせ抽選が行われ、日本はフランスとセルビアと同じグループAに決まった。決勝ラウンドに出…
2019年から新フォーマットで行われている、テニス男子国別対抗戦「デビスカップ」。11月18日~24日にスペインのマドリードで行われる決勝ラウンドの組み合わせ抽選が行われ、日本はフランスとセルビアと同じグループAに決まった。
決勝ラウンドに出場するのは、予選ラウンドを勝ち抜いた12ヵ国と、2018年大会でベスト4に残った4ヵ国(クロアチア、フランス、アメリカ、スペイン)、さらにワイルドカード2ヵ国(アルゼンチン、イギリス)を加えた合計18ヵ国。
日本は2月1日~2日に行われた予選ラウンドで中国と対戦し、ダニエル太郎(日本/エイブル)と西岡良仁(日本/ミキハウス)の活躍により、通算3勝2敗でこれを突破していた。
今回日本と同じグループAとなったフランスは、2017年に優勝、2018年に準優勝している強豪国。世界22位のルカ・プイユ(フランス)や、世界30位のリシャール・ガスケ(フランス)をはじめシングルストップ50に7人を擁し、層が厚い。さらにダブルスには、今年の「全豪オープン」で優勝しキャリアグランドスラムを達成した、ピエール ユーグ・エルベール(フランス)とニコラ・マウ(フランス)のペアがいる。
一方のセルビアは、世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)の出身国。ジョコビッチは「デビスカップ」のシングルスで、通算31勝7敗を記録している。またシングルスの2番手には、世界43位のドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)がおり、こちらもレベルが高い。
決勝ラウンドは、最初の4日間は3ヵ国ずつ6グループに分かれてのリーグ戦となり、シングルス2試合とダブルス1試合が行われる。各グループで1位となった6ヵ国と、各グループ2位の中で最も成績の良い2ヵ国の合計8ヵ国が勝ち上がって準々決勝に進み、そこからトーナメントで優勝国が決まる。
◇ ◇ ◇
【決勝ラウンド グループリーグ組み合わせ】
グループA
フランス、セルビア、日本
グループB
クロアチア、スペイン、ロシア
グループC
アルゼンチン、ドイツ、チリ
グループD
ベルギー、オーストラリア、コロンビア
グループE
イギリス、カザフスタン、オランダ
グループF
アメリカ、イタリア、カナダ
(テニスデイリー編集部)
※写真は「デビスカップ」予選ラウンドでの日本代表
(Photo by Shi Tang/Getty Images)