「カタール・トータル・オープン」(カタール・ドーハ/2月11~16日/ハードコート)で、女子トップ選手たちが相次いで欠場する事態となった。もともと第1シードとなる予定だった大坂なおみ(日本/日清食品)は、大会ドロー発表前の6日にWTA(女子…

「カタール・トータル・オープン」(カタール・ドーハ/2月11~16日/ハードコート)で、女子トップ選手たちが相次いで欠場する事態となった。

もともと第1シードとなる予定だった大坂なおみ(日本/日清食品)は、大会ドロー発表前の6日にWTA(女子テニス協会)公式サイトで、背中のけがによる欠場が発表された。

その後、ドロー発表後には第2シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)と第6シードカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)がウイルス性疾患で、第8シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)は臀部の怪我、カロリーヌ・ガルシア(フランス)は左足太ももの痛みにより、それぞれ欠場となった。

WTA公式サイトによると、ガルシアは「直前の週末にはフェドカップを戦い、早朝に(ドーハに)到着した」と話しており、9日・10日の「フェドカップ」ワールドグループ1回戦の影響もあるのかもしれない。同じくプリスコバとバーティも、それぞれ母国代表として「フェドカップ」を戦った。

プリスコバは「2~3日熱があった」「(フェドカップで)シモナ(・ハレプ)と非常に長くタフな試合をしたあと。だからどうもすごく疲れがある」と説明している。

これにより今回の「カタール・トータル・オープン」は、予選敗退者の中から本戦出場者を補充するシステム「ラッキールーザー」で計5人の選手が本戦入りとなった。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」でのカロリーナ・プリスコバ

(Photo by Cameron Spencer/Getty Images)