テニス女子国別対抗戦「フェドカップ」ワールドグループ2部1回戦(福岡県北九州市/2月9~10日/室内ハードコート)で、日本がスペインと対戦。第2日、第4試合シングルスで世界123位の日比野菜緒(日本/ブラス)が161位ジョルジーナ・ガルシア…

テニス女子国別対抗戦「フェドカップ」ワールドグループ2部1回戦(福岡県北九州市/2月9~10日/室内ハードコート)で、日本がスペインと対戦。第2日、第4試合シングルスで世界123位の日比野菜緒(日本/ブラス)が161位ジョルジーナ・ガルシア ペレス(スペイン)に3-6、6-1、1-6で敗れた。試合時間は1時間43分。

この結果日本はトータル2勝2敗、決着は第5試合ダブルスでつけることとなった。

前日の第1日は日比野が勝利したあと土居美咲(日本/ミキハウス)が惜敗し、トータル1勝1敗で終えた日本。第2日第3試合では世界156位の奈良くるみ(日本/安藤証券)が190位シルビア・ソレール エスピノーサ(スペイン)との接戦を制し、いい形で日比野にバトンを繋いだ。

日比野は前日の第1試合で、日本対スペイン8試合目にして初めての1勝を挙げただけに、大いに期待のかかる第4試合だった。しかしここで勝利を決めることはできなかった。

この試合、序盤は相手ガルシア ペレスの190km/h台を記録する高速サービスやショットにおされ、第1セットを失った日比野。第2セットは2ブレークで取り返し勢いに乗りかかったが、最終第3セットで早々にブレークを喫すると相手のミスも少なくなり競り負けた。

日本対スペインは、最終の第5試合ダブルスへ。2018年9月の「東レ パン・パシフィック・オープン」優勝ペアである加藤未唯(日本/ザイマックス)/二宮真琴(日本/橋本総業ホールディングス)が、アリョーナ・ボルソバ ザドイノフ(スペイン)/マリア ホセ・マルチネス サンチェス(スペイン)と対戦予定だ。

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日本対スペインは2月9日にシングルス2試合、10日にシングルス2試合とダブルス1試合が予定され、先に3勝したチームが勝利となる。また、勝者はワールドグループ進出をかけた4月のワールドグループ・プレーオフ(入れ替え戦)に進出、敗者は同じ時期に開催されるワールドグループ2部残留をかけた2部プレーオフに回ることとなる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「フェドカップ」ワールドグループ2部1回戦での日比野菜緒

(Photo by Atsushi Tomura/Getty Images)