錦織圭(日本/日清食品)が出場を予定している「ATP500 ロッテルダム」(オランダ・ロッテルダム/2月11~17日/室内ハードコート)のドローが発表された。錦織は第1シードで出場し、1回戦で世界44位のピエール ユーグ・エルベール(フラン…

錦織圭(日本/日清食品)が出場を予定している「ATP500 ロッテルダム」(オランダ・ロッテルダム/2月11~17日/室内ハードコート)のドローが発表された。錦織は第1シードで出場し、1回戦で世界44位のピエール ユーグ・エルベール(フランス)と対戦する。

同大会初出場の錦織、エルベールとは2016年に1度対戦しており、その時は錦織が勝利。エルベールは1月の「全豪オープン」ダブルスで優勝し、キャリア通算15個目のタイトルを獲得したダブルスのスペシャリスト。シングルスでの優勝はまだないもののランキングを徐々に上げ、1月28日付けで自己最高の44位を記録した。

大会公式サイトによると、今大会出場を予定していた世界3位アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)は足首の怪我のため、世界10位マリン・チリッチ(クロアチア)と世界66位ニック・キリオス(オーストラリア)は膝の怪我のため、欠場を発表している。

錦織やほかの選手が順当に勝ち上がった場合、2回戦で世界25位デニス・シャポバロフ(カナダ)、準々決勝で第7シードの世界18位ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)、準決勝で第4シードの世界14位ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、決勝で第2シードの世界11位カレン・ハチャノフ(ロシア)と対戦する可能性がある。

2019年開幕戦「ATP250 ブリスベン」で優勝し、「全豪オープン」ではベスト8進出を果たすも、準々決勝で途中棄権となった錦織。自身の公式アプリでは練習動画を公開しており、準備を進めているようだ。

万全の状態で臨み、今大会トップ選手として勝ち上がってゆくことに期待したい。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」での錦織

(Photo by Cameron Spencer/Getty Images)