「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~26日/ハードコート)の大会6日目、女子シングルス3回戦で第4シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が第28シードのシェイ・スーウェイ(台湾)と対戦。5-7、6-4、6-1で大坂が逆転勝…

「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~26日/ハードコート)の大会6日目、女子シングルス3回戦で第4シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が第28シードのシェイ・スーウェイ(台湾)と対戦。5-7、6-4、6-1で大坂が逆転勝利し、2年連続のベスト16進出を果たした。

勝利した大坂は現在対戦中のワン・チャン(中国)とアナスタシア・セバストワ(ラトビア)の勝者と4回戦で対戦する。

第3セットもスーウェイのサービスゲームから。第2セットの終盤で5ゲーム連取して勢いに乗る大坂は、第1ゲームでブレークポイントを握ると、バックハンドのウィナーをしっかり決めていきなりのブレークに成功する。

さらに攻め続ける大坂は、第3ゲームでもブレークポイントを握った。ここはブレークすることはできなかったが、続く第4ゲームでデュースに持ち込んで粘るスーウェイを振り切ってキープすると、第5ゲームでブレークに成功し、ゲームカウント4-1とリードを広げた。

そしてゲームカウント5-1で迎えた第7ゲームでも大坂はスーウェイのサービスゲームを破って6-1で第3セットを取って勝利を決め、4回戦進出を果たした。

大坂は試合序盤、スーウェイの揺さぶりに我慢できずミスを連発。悔しがる場面も多く、表情も暗かった。第2セットも先にリードを奪われ、流れを引き寄せられなかったが、立て直すことに成功。

その第2セット終盤には、大坂が転倒するアクシデントがあった。それでも、「大丈夫?」と聞かれて「ノー」と笑顔で冗談を言う余裕ができた。

逆境を乗り越えさらなる成長を見せた大坂に、今後も期待がかかる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」3回戦での大坂なおみ

(Photo by Julian Finney/Getty Images)