西武からポスティングシステムでメジャー挑戦を目指した菊池雄星投手の移籍先は、シアトルに本拠を置くマリナーズに決まった。…
西武からポスティングシステムでメジャー挑戦を目指した菊池雄星投手の移籍先は、シアトルに本拠を置くマリナーズに決まった。
契約は3年目まで総額4300万ドル(約47億円)が保証される。4年目以降は球団、本人双方に延長権がある変則スタイル。3年目終了後に球団側が望めば、最長7年という長期契約になる。
・合わせて読みたい→
元対戦コーチが語る大谷翔平のポテンシャル(前編) 「メジャーで三冠王狙える」(https://cocokara-next.com/athlete_celeb/shoheiotani-potential-01/)
デビュー戦は日本開幕戦@東京ドーム?対する「マネーボール軍団」は?
注目の新天地デビュー戦だが、入団会見で菊池本人が英語で「そうなるといい」と願ったように、東京ドームで迎える3月20、21日の開幕シリーズが有力だ。マリナーズは来季、2012年以来7年ぶりの日本開幕戦を予定しており、アスレチックスと2連戦を行う。20日の開幕戦はエース格のフェリックス・ヘルナンデスに譲り、開幕2戦目となる21日の登板が地元メディアでも早くも噂されている。
環境へ順応させるという点からも、このプランへ反対意見は少ないだろう。東京ドームは西武時代から何度か登板経験がある。昨年も6月8日の交流戦・巨人戦に先発。7回2安打無失点で開幕から無傷の7勝目を挙げた。しかも投げ合った相手先発は菅野智之。プロ2度目の投げ合いで初めて勝ち、喜びを爆発させていた。
対戦するアスレチックスは昨年同地区のア・リーグ西地区2位(97勝65敗)で、プレーオフ進出(ワイルドカードゲームでヤンキースに敗退)を果たした強豪チーム。元GMで現在は上級副社長のビリー・ビーン氏が、低予算ながらあの手この手で浮上させてくるしぶとい個性派チームだ。
主砲で主にDHに座るクリス・デービスは昨季48発で本塁打王。ここ3年連続で40本塁打以上と破壊力はメジャーでも屈指だ。
中軸は若く分厚い。同29本塁打のマット・オルソン一塁手はまだ24歳。将来のスター候補に挙がり、昨季24本塁打のマット・チャプマン三塁手は25歳。右翼手で同27本塁打のスティーブン・ピスコッティは27歳と、みな昨年以上の飛躍が期待される金の卵だらけ。慣れて勝って知ったるマウンドとはいえ、狭い東京ドームでは簡単な相手ではない。
マリナーズのユニホームに袖を通した菊池の勇姿が見たければ、まずこの開幕シリーズに懸けるのが一手だろう。一方でレギュラーシーズン開幕以降では、日本人大リーガー対決となる楽しみなカードも目白押しではある。
4月1~2日といきなりマリナーズvsエンゼルス 大谷との対決も
4月1、2日にはいきなり本拠地シアトルでエンゼルス2連戦が組まれる。右肘を手術した大谷翔平が、開幕戦から野手として出場できるかは現時点では不透明なまま。手術時点では開幕戦に間に合うと見立てる米メディアも多かったが、ビリー・エプラーGMは急がせることはしないと慎重な姿勢を示している。
仮に大谷が野手としては出場できる態勢が整っているならば、開幕直後から花巻東高校の先輩後輩が激突する可能性がある。
マリナーズVSエンゼルスは、その後も4月18~21日にアナハイムで4連戦、5月30~6月2日にシアトルで4連戦、6月7~9日にアナハイムで3連戦、7月12~14日にアナハイムで3連戦、7月19~21日にシアトルで3連戦、と計19試合が組まれている。
ダルビッシュ有、田中将大、そして西武時代の先輩・牧田和久との対決は?
また同じア・リーグの東地区に属する田中将大擁するヤンキースとは、計7試合ある。5月6~9日にニューヨークで4連戦、8月26~28日にはシアトルで3連戦が待つ。
交流戦でも日本人大リーガー所属球団との対戦が目白押しだ。米本土での開幕戦となる3月25、26日には本拠地にて、牧田和久所属のパドレス2連戦。4月23、24日には敵地で2連戦を行う。西武時代の先輩後輩対決が見られるかもしれない。
そしてダルビッシュ有擁するカブスとは4月30、5月1日に本拠地で、9月2、3日には敵地でいずれも2連戦が組まれている。
イチロー外野手も日本での開幕シリーズからのメジャー復帰が現実的となりつつある。花巻東高校時代からメジャーを夢見てきた雄星の1年目は、数多くの先輩日本人大リーガーに見守られながら歩んでいくこととなる。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]