現在世界2位のラファエル・ナダル(スペイン)が新シーズンを前にしたエキシビションマッチを控えて、「怪我からのカムバックはいつもチャレンジだ」との見解を明らかにしながら意気込みを語った。CNNなどが伝えている。ナダルは2018年には「ATP1…

現在世界2位のラファエル・ナダル(スペイン)が新シーズンを前にしたエキシビションマッチを控えて、「怪我からのカムバックはいつもチャレンジだ」との見解を明らかにしながら意気込みを語った。CNNなどが伝えている。

ナダルは2018年には「ATP1000 モンテカルロ」「ATP500 バルセロナ」「ATP1000 ローマ」「全仏オープン」「ATP1000 トロント」で優勝し5つのタイトルを獲得した。

一方で、特にシーズンの後半には怪我に苦しみ、「全米オープン」を最後に2018年シーズンを終えた。11月にはくるぶしに手術を受けたこともあり、2019年シーズンに向けて順調に復帰できるか注目されている。

ただ、現在ではナダルも順調に回復しており、新シーズンに向けて準備を進めている様子。「練習をすでに開始しており、考えていたよりも強度の高い練習をしている。新しいシーズンを始められることに興奮している」とナダルはCNNで語っている。

そしてナダル自身によれば、2017年のオフシーズンよりも充実した時間を過ごせているという。

さらに「現状を楽しめている。怪我からのカムバックはいつもチャレンジだ。新しいシーズンを開始するのも自分にとっては挑戦」と話している。

またナダルは、2019年のATPツアー公式戦の幕開けに先立って27日からUAEのアブダビで行われるエキシビションマッチ「ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ」に出場を予定。順調に出場すれば「全米オープン」準決勝以来、約4ヵ月ぶりの復帰となる。

同じく出場予定の世界6位のケビン・アンダーソン(南アフリカ)、チョン・ヒョン(韓国)や世界8位でクレーコートを得意とするドミニク・ティーム(オーストリア)、強打を持ち味にしている若手のカレン・ハチャノフ(ロシア)らも現地に入っている様子で、間もなく熱い戦いが再び始まりそうだ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」でのナダル

(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)