今日勝ったチームはセンターコートへ!高校バスケの頂点を決めるウインターカップ。大会3日目の昨日は女子3回戦の8試合、男子2回戦の16試合が行われた。女子では八雲学園と精華女子がオーバータイムにもつれる激闘を繰り広げた。エースの奥山理々嘉を止…

今日勝ったチームはセンターコートへ!

高校バスケの頂点を決めるウインターカップ。大会3日目の昨日は女子3回戦の8試合、男子2回戦の16試合が行われた。

女子では八雲学園と精華女子がオーバータイムにもつれる激闘を繰り広げた。エースの奥山理々嘉を止められず八雲学園に先行を許した精華女子だが、高さの不利をスピードとチームワークで埋めて食らい付く。3点差で迎えた第4クォーターの最後、ギャンブル的なスティールに成功し、そのまま持ち込んでの3ポイントシュートを沈めて同点に。それでも延長で力尽きた。奥山は初戦の41得点に続き43得点を記録。それでも「まだやれる。もっと思い切り良くアタックしたい」と今日行われる大阪薫英女学院との準々決勝に向けて意気込む。

県立津幡は前日の安城学園に続き聖カタリナ学園に68-58で競り勝った。小さなチームだがスピードには自信があり、トランジションのスピードと合わせのパスを積極的に狙っていくダイナミックなバスケットで連日の強豪撃破。公立高校ながらベスト8へと駒を進めた。

男子では前年王者の明成が登場。豊浦を相手に第1クォーターを21-8と突き放すと、ベンチメンバーを次々とコートに送り出す。優勝した昨年は3年生主体のチームで、今年は1、2年生が多い構成。それでも3年になりキャプテンを務める田中裕也を中心に、下級生にウインターカップのコートを経験させながらもリードを保ち、68-58で勝ち切った。

武蔵野の森総合スポーツプラザで、10時から女子の準々決勝が、11時40分と13時20分からは男子の3回戦がそれぞれ行われる。開幕からここまで4面コートだったが、明日からは1面に。今日勝ち上がったチームはセンターコートでプレーすることになる。

25日の結果 女子3回戦
八雲学園86(OT)82精華女子
大阪薫英女学院65-60アレセイア湘南
高知中央78-77県立四日市商業
県立津幡68-58聖カタリナ学園
桜花学園71-65浜松開誠館
昭和学院114-48長崎女子
京都精華学園78-59明星学園
岐阜女子87-69聖和学園

25日の結果 男子2回戦
開志国際101-79正智深谷
桜丘98-62高知中央
東海大学付属諏訪107-66文星芸術大学附属
延岡学園94-66金沢学院
羽黒97-80尽誠学園
実践学園104-77天理
福岡第一83-54東山
飛龍68-57北陸
前橋育英98-76岡山商科大学附属
明成68-58県立豊浦
県立能代工業65-58別府溝部学園
中部大学第一98-71新田
帝京長岡76-58日本体育大学柏
八王子学園八王子94-85県立長崎西
報徳学園59-54桐光学園
九州学院86-65高岡第一