メンドーサ内野守備コーチ「彼は“グレート”になりたいと思っている」 今シーズン、打率.297、27本塁打、92打点を記録…

メンドーサ内野守備コーチ「彼は“グレート”になりたいと思っている」

 今シーズン、打率.297、27本塁打、92打点を記録し、エンゼルスの大谷翔平投手と新人王を争ったヤンキースのミゲル・アンドゥハー内野手が、オフ返上で課題の守備改善に取り組んでいる。ニューヨークの地元紙「ニューズデー」が伝えた。

 新人離れしたバッティングは高い評価を受けているアンドゥハーだが、守備はお世辞にもうまいとは言えない。今シーズン、15個のエラーを記録し、プレーオフ地区シリーズではレッドソックスの第4戦で守備を重視したアーロン・ブーン監督からスタメンを外される屈辱も味わった。この守備のまずさが新人王争いにも響いたと見られている。

 アンドゥハーはシーズン中から、カルロス・メンドーサ内野守備コーチと三塁守備の改善に取り組んでいたが、12月に入る以前にフロリダ州タンパのヤンキースのマイナー施設で練習し、オフで母国のドミニカ共和国に帰国中の現在も、メンドーサ内野守備コーチに映像で練習の経過を報告しているという。

 記事の中で、メンドーサ内野守備コーチは「オフシーズンに入ってはいるものの彼は既に技術の向上に励んでいる。単に体力的なことだけではなく、野球に関することにおいてね」と話し、「彼がなりたいのは“グッド”ではない。彼は“グレート”になりたいと思っている。彼は成長し続けることを望んでいる。彼は細かい面までこだわっている。彼がスペシャルな選手なのは、そのためだ」と、その練習姿勢を称賛している。

キャッシュマンGMは補強のためのトレード要員説を否定

 アンドゥハーの守備の改善点は、ポジショニングにあるという。特集では、メンドーサ内野守備コーチが「彼を最適な位置で構えさせることで、(バットとボールの)コンタクトする時点で反応できるようになる。(打球に)準備する段階で、彼がやりやすいと感じるポジショニングを見つけられるようにしたい。そうすることで、(打球に対する)1歩目がより(うまく)出やすくなる」と説明している。痛烈な打球が数多く飛ぶ守備位置だけに、ポジショニングが良くなれば、それだけ打球への反応スピードが増し、守備力向上につながるということだ。

 新人離れした活躍を見せたアンドゥハーだが、ヤンキースは今オフのフリーエージェント(FA)の目玉のひとり、マニー・マチャドを狙っていると言われ、地元メディアではマチャド獲得と関連付けて、アンドゥハーがトレード要員になるのではという観測も流れていた。

 しかし、ブライアン・キャッシュマンGMは同紙の取材に対して「何人かの選手はそれ以外の選手よりも(トレード)候補に挙がりやすい。けれども、アンドゥハーは我々のエキサイティングな若手の中核の一人だ。間違いなく彼なしではシーズン100勝はできない」とコメントし、トレードに出す可能性を否定。また、守備のまずさを解消するため一塁手や外野手へのコンバート説もあったが、この取り組みは、アンドゥハーがあくまでも三塁手として勝負することを選択したと見てよさそうだ。(Full-Count編集部)