グランドスラム20個のタイトルをもつ“芝の帝王”ロジャー・フェデラー(スイス)。37歳となった今でもプレーの完成度を増す彼だが、ここ2年間クレーコートシーズンは休養にあてスキップしてきた。そんなフェデラーは、地元スイスの放送局「SRF」のイ…

グランドスラム20個のタイトルをもつ“芝の帝王”ロジャー・フェデラー(スイス)。37歳となった今でもプレーの完成度を増す彼だが、ここ2年間クレーコートシーズンは休養にあてスキップしてきた。そんなフェデラーは、地元スイスの放送局「SRF」のインタビューで2019年シーズンで再びクレーの大会に出る可能性を示唆した。

イギリス「エクスプレス」紙によると、現在フェデラーは拠点としているドバイで練習中。そして、彼のチームはいまだ来シーズンのスケジュールを組み立てているところだというが、そこにクレーの大会もうまく入れる方法を検討するよう頼んでいるようだ。

フェデラーは「可能な限り最高な形で準備をして迎えたいので、できるだけ早く知りたい」「どんな感じになり得るか予想はつくが、計画というのはパズルのようなもの。私たちは全てのことを正確に議論しなければならない」と話した。

また「ロンドンではとても良い休暇を取ることができたし、みっちりトレーニングすることもできた。いまだにこのスポーツに十分に夢中なんだ」「そうである限りは、物事はうまくいくよ」と37歳になっても高いモチベーションを覗かせた。

少し前には地元スイスの「ターゲス・アンツァイガー」紙に、オフシーズンのトレーニングについて「フィットネスを重視する。クレーコートでプレーするかどうかの決定が、もちろん全てに影響する」と話していたフェデラー。

本人としては良い準備が進められているようだが、果たして来シーズンどのような決断が下されるか。今は楽しみに待ちたい。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 バーゼル」でのフェデラー

(photo by David Emm/Action Plus via Getty Images)